「八王子一坪パンまつり」開催へ 駅前のチャレンジショップで

  • 2025年5月5日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 「日本一小規模なパンの祭典!八王子一坪パンまつり」が5月8日、八王子駅北口前にあるチャレンジショップ「はちチャレ」(八王子市旭町)で始まる。(八王子経済新聞)

 日替わりでパン店が出店

 2017(平成29)年から年2回のペースで開いている同イベント。今回で14度目。各日日替わりでパン店が出店する。

 今回は7日間にわたって開催する。出店者は、8日=相模原市・藤野を中心に実店舗を持たず活動する「藤野ベーグル工房」、9日=「Deep Forest 高尾店」(八王子市東浅川)、10日=「kichijojiみちの駅」(武蔵野市)、11日=「ウズベキスタンワインショップ キャラバン」(杉並区)、12日=「パン工房ボンシュシュ」(八王子市横山町)、13日=「天然酵母の蒸しパン屋 しのぱん 多摩境店」(町田市、初出店)、14日=「Yショップ ippuku」(八王子市旭町)。

 社会福祉法人「SHIP」(あきる野市)が運営する「パン工房ボンシュシュ」は、チキンカツを入れたカレーパンや、メロンパンから作ったラスクをイベント限定商品として販売する。「SHIP」スタッフの渥美良二さんは「どちらも店では出していない商品での挑戦となるが出来は良い。店では買えない特別感を出したい。『パンまつりに出ていた店ですよね』と声をかけてもらうこともあり、出店している効果はある。スタッフにとっても大変より楽しいが上回る挑戦できる場になっている」と話す。

 「しのぱん」では、きんぴらごぼうを入れた物など総菜を使った蒸しパンを多く用意する。同店の坂野恵美社長は「当日はさまざまな種類の物を持ってくるので、皆さんに目で楽しんでもらい買っていただきたい。蒸しパンはフワフワとした食感のイメージがあると思うが、私たちの物はモチモチとしているので、その食感も楽しんでもらえたら」と話す。

 売り上げの一部は八王子市社会福祉協議会に寄付するほか、協賛金の一部を使って主催者がパンを購入し、八王子市内のフードバンク団体に寄付する。就労支援機関「八王子若者サポートステーション」(東町)と提携し、同所の利用者がイベントの開催準備などを手伝う取り組みも行う。

 開始当初からこれまで6日間連続で開催するイベントとして行ってきたが、今回初めて会期を7日間にした。同イベント企画・運営スタッフの賀澤志帆さんは「6日間、1日1店でスケジュールを組んでいる中、『しのぱん』から出店の声かけがあり、数あるイベントの中から見つけてもらえたことがうれしくて出てもらいたかった。そこで、チラシなどではあえて7日間ではなく『6日+1日』にした」と話す。

 「藤野ベーグル工房は季節の物を作ったベーグルをたくさん持ってきてくれるので楽しみ。『Deep Forest』は人気の食パンを持ってきてくれる。2回目の出店となる『kichijojiみちの駅』は武蔵境のパン店や西荻窪のベーグル店などの商品を選んでくれた。『キャラバン』はウズベキスタンのパンを販売する。『Yショップ ippuku』はメロンパンを販売する」と賀澤さん。「次回は15回の節目になる。今秋にイベントを開く時にはアニバーサリーの要素を取り入れ面白いことをしたい」と意気込む。

 開催時間は10時~商品がなくなり次第。

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