アンティークショップ「FESTINA LENTE(フェスティーナレンテ)」が4月26日、弘前市代官町にオープンした。(弘前経済新聞)
フェスティーナレンテ店内
アンティーク雑貨やビンテージ古着など約150点を販売する同店。東京・神保町で2015(平成27)年から営業していたが、2019年12月に閉店し、弘前に移転を計画。コロナ禍のため、弘前への移転は実現できていなかった。
店主は埼玉出身の上奥啓さんと弘前出身の志稀さん夫婦。子どもが生まれたことをきっかけに弘前へ移住した。コロナ禍で弘前への移転はかなわず、イベント出店やウェブ販売を中心に活動していたが、2021年11月に黒石こみせ通りで古着をメインに販売する実店舗「FESTINA LENTE VINTAGE(以下、黒石店)」を開業した。
弘前での出店は、セレクトショップ「green(グリーン)」(代官町)の店主から同店が入居する建物を改修して出店しないかという誘いがあったことから。啓さんは「築100年近い雰囲気のある洋風建物に出店できるのは、またとないチャンスと感じた」と話す。
店舗面積は5坪。雑貨や、神保町で営業していた時代から交流のあるコラージュ作家など3人の作品を用意する。志稀さんによると、古着メインの黒石店より神保町店に近いラインアップになっているという。
志稀さんは「今年開業10周年の節目のタイミングで弘前に店をオープンできてうれしい。お客さまがすてきなアイテムに巡り合えるような店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時~16時。水曜定休。そのほかの休業日はインスタグラムで知らせる。