秩父夜祭・川瀬祭の屋台・笠鉾を特別公開 全国植樹祭で秩父の魅力伝える

  • 2025年5月21日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 秩父市内で開催される「第75回全国植樹祭」の開催を記念して5月25日、「秩父夜祭」「川瀬祭」で引き回す屋台と笠鉾(かさぼこ)を特別公開する。屋台・笠鉾は収蔵庫から展示会場へと曳行(えいこう)し、移動の様子も披露するため前日と当日は市中心部で交通規制を行う。(秩父経済新聞)

 川瀬祭は曜日を問わず、毎年7月19・20日に行う

 秩父地域で受け継がれてきた伝統の祭り文化を紹介するために企画した。夜祭で使う屋台・笠鉾6基、川瀬祭で使う屋台・笠鉾7基が出場(中町は夜祭と川瀬祭の2台を所有するが夜祭の屋台のみを出すため、川瀬祭の屋台・笠鉾は全8基のうち7基の出場となる)。中でも「中近笠鉾」「下郷笠鉾」は通常とは異なる3層の傘飾りを施し、本来の姿で公開する。

 全国植樹祭当日の様子を埼玉県がライブ配信する予定で、ユーチューブを通じて全国に発信する。市内では「ベスト電器ヤオ秩父店」駐車場内特設会場で13時~15時15分、パブリックビューイングを予定。会場周辺には、地元飲食店などによるグルメブースも設ける。

 清野和彦秩父市長は「多くの関係者の力で特別公開が実現できることに感謝したい。祭りが盛んな地域だからこそできる取り組みであり、未来に継承し、子孫に誇れる機会にできれば」と話す。

 一般公開は10時~16時ごろを予定。会場は、秩父神社周辺、本町・中町大通り周辺、西武秩父駅前広場。移動予定ルートや交通規制などは「秩父観光ナビ」サイトで紹介する。

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