「死ぬことを改めて自覚しちゃって」死を受け入れても心が揺れ動く40代の女性患者 / (C)にわみちよ/竹書房
もし病気で余命を宣告されたら、最期の時間はどこで迎えたいですか? ある調査によれば、約80%の人が「自宅」と望むものの、実際のところ自宅で看取られる人はわずか15%程度だそうです。そんな中、「自分らしい死に方」が見直されており、「人生の最期を自宅で過ごしたい」という患者さんの希望を叶える選択肢の一つとして、終末期訪問診療があります。医師や看護師が在宅医療を選択した患者の自宅を訪問して診療・看護し、看取ることで、患者さんの想いに寄り添う医療です。
終末医療の現場で働く一人の看護師の物語『終のナース 終末期訪問看護師の看取りの現場』を9回連載でお送りします。今回は第5回です。
※本記事はにわみちよ著の書籍『終のナース 終末期訪問看護師の看取りの現場』から一部抜粋・編集しました。
まずは死を受け入れられず検査結果などを疑う / (C)にわみちよ/竹書房
自分がもうすぐ死ぬんだってことを改めて自覚しちゃって / (C)にわみちよ/竹書房
やっぱりちょっとつらいです / (C)にわみちよ/竹書房
私のお母さんもこんな苦しみを一人で背負っていたのかな... / (C)にわみちよ/竹書房
著=にわみちよ/『終のナース 終末期訪問看護師の看取りの現場』