顔のむくみ・たるみは滞りのサイン!入浴やスキンケアのついでに巡り改善ストレッチ / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
顔のツボ押しを日課にして、引き上がったシャープな顔立ちに激変した鍼灸師のはなももさん。東洋医学では巡りの滞りは、顔のむくみやたるみにつながると考えるそうです。そこで、エネルギー、血液、水分の巡りの悪さや老廃物の滞りを改善するストレッチを教えてもらいました。セルフケアでスッキリを手に入れましょう!
鍼灸師 はなももさん / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
教えてくれた人▷鍼灸師 はなももさん
鍼灸師歴15年、2女児の母。鍼灸院に勤務後、2009年に独立。治療のかたわら、ツボ押しやかっさによるセルフケアの講習も行なう。インスタグラムのフォロワー数は14万越え。 『1日1分マネして押せば、体が変わる!ダイエットに効くすごいツボ』(KADOKAWA)6月18日発売。
首、肩の詰まりを流して!
首、肩の詰まりを流して! / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
首や肩の巡りが滞ると老廃物がたまりやすくなり、顔のむくみやたるみにも影響します。滞りの解消に首や肩をほぐすストレッチがおすすめです。血行のいい入浴中や入浴後、スキンケアのついでなどが続けやすいと思います。
■【Step1】頭の重さで首の後ろをほぐして老廃物を流す
首の後ろで両指を揃えて / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
首の後ろで両指を揃えて
座りながらでも立って行なってもどちらでもOK! 背筋を伸ばし、頭を支えるために、両指を首の後ろで揃える。
上を向いて自重をかける / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
上を向いて自重をかける
あごを少し上げて、首に添えた手で頭を支える。このとき、首に圧がかかっているのを感じられればOK。
さらに上を向いて頭の重さを足す / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
さらに上を向いて頭の重さを足す
少しずつあごを上げ、最後は行けるところまであごを上げた状態を5~10秒キープ。これを1~5回行なう。
■【Step2】「肩井」のツボを押しながら首を振って首筋ケア
「肩井」に中指を当てる / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
肩井に中指を当てる
手を反対側の肩にポンと置いたとき、中指が当たるところが「肩井」で、左右にある。肩凝り、頭痛など肩から頭部にかけての不調の万能ツボ。まずはここに手を置いて。
肩井を押しながら左右に首を振る / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
肩井を押しながら左右に首を振る
中指の腹で肩井を痛気持ちいい強さで押したまま、首をゆっくりと左右に振る。僧帽筋が伸びるのを感じながら行なう。反対側の肩も同様に、左右とも5~10回行なう。
■かっさを使えば均一な圧でスムーズに流せます
Step1、2のストレッチは、血液やリンパの流れを促す"かっさ"というツールを使うとより効果的です。クリームなどで滑りをよくして行なって。
かっさを使えば均一な圧でスムーズに流せます / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
Step1、2のストレッチは、血液やリンパの流れを促す〝かっさ〟というツールを使うとより効果的です。クリームなどで滑りをよくして行なって / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
「血行促進効果のあるテラヘルツ鉱石使用のかっさが◎」(はなももさん)
血行促進効果のあるテラヘルツ鉱石使用のかっさが◎ / 撮影/古家祐実(SPINDLE)
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入浴やスキンケアとストレッチをセットにして行うことで忘れずにできますね。このストレッチは、短時間ですっきりリフレッシュできるので続けていきたいと思いました!
撮影/古家祐実(SPINDLE) 編集協力/白倉綾子
文=徳永陽子