病院の薬で穏やかになった父。色んなものと引き換えに手に入れた暮らし/家族を忘れた父親との23年間(16)

  • 2025年2月25日
  • レタスクラブニュース
いろんなものと引き換えに
いろんなものと引き換えに / (C)吉田いらこ/KADOKAWA



記憶を失った父とどう向き合うべきだった?
脳に障害を負った父親を支える家族の葛藤。

1996年夏。高校1年生のエミさんは、サラリーマンの父、専業主婦の母、中学2年生の妹と平穏に暮らしていました。しかしある日、父・ヒロシは脳にできた腫瘍が破裂した影響で、半身まひや失語症の障害を負ってしまいます。さらに記憶能力が大幅に欠如し、家族の顔さえ分からなくなっていくのでした。

突然の事態に戸惑いながらも回復を信じ父親を支える家族たちは、一緒に暮らすにつれて徐々に厳しい現実を突きつけられていきます。思春期、就職、結婚、出産と、人生のステージが進むにつれ、エミさんは「父とどう向き合うべきなのか」に葛藤が生まれていき…。

胸をえぐる実話のエピソードをお送りします。

※本記事は吉田いらこ著の書籍『家族を忘れた父親との23年間』から一部抜粋・編集しました。





登場人物
登場人物 / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

これでよかったんだ

ちょっとヒロシくん
ちょっとヒロシくん / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

お母さんかなり疲れてる…
お母さんかなり疲れてる… / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

おとなしくなる薬なんだって
おとなしくなる薬なんだって / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

効果はテキメンだった
効果はテキメンだった / (C)吉田いらこ/KADOKAWA




父はとてもおとなしくなった
父はとてもおとなしくなった / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

穏やかになったなあ
穏やかになったなあ / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

温厚になったのはよかったけど
温厚になったのはよかったけど / (C)吉田いらこ/KADOKAWA

これでよかったんだ
これでよかったんだ / (C)吉田いらこ/KADOKAWA



著=吉田いらこ/『家族を忘れた父親との23年間』







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