茨城在住歴18年の夏目あや子です。
茨城グルメ推しな私が気になっていたのが、体験型農業テーマパーク「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」。小学校の跡地を中心につくられた自然あふれる施設で、ミュージアムや工場見学を通してさつまいもについて楽しく学べるほか、スイーツづくりから農業体験まできるんです。
おいも尽くしなテーマパークだけあって、絶品の「おいもスイーツ」も満載！ 今回は1階のショップ「らぽっぽファーム」で見つけたイチオシスイーツ4選をご紹介します。
家族で取り合いになるほど絶品！「ポテトアップルパイ」
最初に紹介するのは、しっとりなめらかなスイートポテトとリンゴを組み合わせた「らぽっぽファーム ポテトアップルパイ」。1990年に開発されて以来、3000万台も販売したというロングセラーの人気商品です。
箱もとってもかわいいので、贈り物やおもたせにもぴったりですね。
箱の裏側には、おいもスイーツの物語が書かれています。さつまいもを育て、製造・加工し、販売まで一貫して手掛ける「らぽっぽファーム」の愛情がたっぷり込められているのを感じます。
リンゴの甘酸っぱさとスイートポテトのほっこりした甘さ、パイ生地のバターの香りが本当にベストバランス！ パイ生地のつやつやした表面に使われているのは卵黄ではなく、実はあんずジャムだそう。フルーティーな風味がプラスされて、とってもいい仕事をしています！
買う時に17cmサイズはちょっと大きい…？ なんて思っていましたが、子どもだちが「もっと食べたい」と言い出して家族で取り合いに（笑）。見事にあっという間になくなりました。このパクパク食べられちゃうおいしさ…長年愛され続けているのがよくわかりました！
こちらは、らぽっぽファームのウェブサイトや茨城県行方市のふるさと納税でもゲットできるようです。
ほしいも×クリームチーズの濃厚なおいしさ「バスクチーズケーキ」
「贅沢」という一言に尽きるチーズケーキを発見してしまいました。それがこちら「甘熟ほしいもの濃蜜バスクチーズケーキ」です。おいもの甘みを最大限に生かしたほしいもと濃厚なクリームチーズの究極のコラボがここに…！ ケーキが入っている丸い木箱も可愛いくてテンションが上がります。
切り分けてみるとさらにビックリ。ほしいもがそのまま使われています！ 13cmサイズで見た目は小ぶりなホールケーキですが、中にはチーズケーキとほしいも、そして下の土台となっているのがクッキー生地。早く食べたい…と心がはやります。
一口食べてみると、濃密！ 濃厚！ ねっとりした完熟ほしいもの甘さ、それをリッチに引き立てるバスクチーズケーキ…まさに禁断のおいしさ。クッキー生地のザクザク感もいいアクセントになっています。 甘すぎずほしいもの素材そのもののおいしさも感じられて、ペロリと食べられちゃいます。
ちなみにらぽっぽファームのウェブサイトでは3240円で販売されていますが、らぽっぽファームの工場直送アウトレットコーナーでは2160円でお得に購入できました！ 数量限定で販売されているので見つけたらラッキー。アウトレットコーナーには他にもお得なスイーツがたくさんあるので、要チェックです！
名物の工場直売「大学いも」を詰め放題でお得にゲット
らぽっぽファームには、大人気の詰め放題コーナーも！ スイートポテト、やきいも、大学いも…それぞれ好きなものを詰め放題できる、おいも好きにとっては夢のようなコーナーです。「ちょっとワケあり」で形が崩れてしまったものなどが並んでいますが、自宅用ならまったく問題ナシ。人気スイーツがお得にゲットできる…これはやるしかない！ 私は大学いもが大好きなので、名物の大学いもの詰め放題（650円）にチャレンジしました。
大学いもは冷凍の状態なので冷蔵庫で解凍すること数十分…。取り出してみると、つやっつやのおいしそうな大学いも！！
カリッ、ホクッ…。冷たいままでもすっごくおいしい！ おいもの生産から手がけるらぽっぽファームだけあって、おいもそのものの甘み・旨みも感じます。柔らかめで食べたい方は、ちょっとだけレンジで温めても良さそう。
スタッフさんによると、らぽっぽファームの大学いもは国内シェア8割！ かの回るお寿司屋さんのデザート、かのコンビニのスイーツなど、いろいろな所で使われているそうです。みなさんも知らず知らずの内にらぽっぽファームでつくられた大学いもを食べているかもしれませんね。
らぽっぽファームのウェブサイトには、「元祖カリカリ飴の大学芋」「甘熟おさつバター」などいろいろな大学いもが販売されています。茨城県行方市のふるさと納税返礼品には、らぽっぽファームがつくる「美腸大学いも1kg」も。いろいろな大学いもを試してみたくなりますね！
フレーバーを選ぶのが楽しい「いもけんぴ」
最後にご紹介するのはいもけんぴ。売り場にはいもけんぴがずらーっと並んでいます！
おいも蜜、ハニーバター、きな粉、ごま…どれもおいしそう！ と思っていたら、梅かつおチーズ、ブラックペッパー、たこ焼など、ちょっと味の想像がつかないフレーバーも。お値段は1つ453円なので、一度に2～3個買って食べ比べをするのも良いし、手土産にしたら会話もはずみそう。
甘い物好きな私は、甘い系代表の「おいも蜜けんぴ」をチョイス。じっくり丁寧に焼き上げた焼きいもをけんぴにして、完熟焼きいもから独自の製法でつくったオリジナルの「おいも蜜」をたっぷりからめた、“ALLいも”の逸品です！
けんぴとおいも蜜が合わさって、奥深い甘み…！ 細目にカットしてあるので、ポリポリと食べやすくて永遠に食べられそう（笑）。
今回はお茶と一緒に頂きましたが、フレーバーごとにコーヒーやお酒とのマリアージュを楽しむのもアリですね。らぽっぽファームのウェブサイトでも購入できるので、さっそく別のフレーバーも試してみようかな…？ 茨城県行方市のふるさと納税返礼品には、いもけんぴのほか、甘熟ほしいものパウンドケーキ、おいもクッキーなどがセットになった「らぽっぽファームギフトセット」を見つけました。
スイーツだけじゃない！ 「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」は食育にもおすすめ
「らぽっぽファーム」のイチ押しスイーツ4選、いかがでしたか？ ご紹介した通り、オンライン通販やふるさと納税でもゲットできるので、ぜひチェックしてみてください。
実際に「らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ」に行くと、畑づくりから生産に関わっている方や大切に製造・加工をされている方のおいも愛が感じられ、頂くスイーツのおいしさが何倍にもアップ！ 子どもに“食べることのありがたみ”をわかりやすく伝えるのにもぴったりな施設なので、観光がてら県外からも足を運んでもらえると茨城県民の私としてもとてもうれしいです！
夏目あや子
一級建築士・宅地建物取引士・整理収納アドバイザー1級 。ブログ「なつめの手仕事日記」で自宅をDIYで楽しく育てる暮らしをつづる。
文＝夏目あや子
