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「涙腺が決壊した」「わかるの嵐」ワンオペ育児に疲れて思わず涙…弱った心に刺さる異世界エピソードに2.4万いいね!

  • 2023年2月12日
  • レタスクラブニュース


「涙腺が決壊した」「共感しすぎてわかるの嵐」など感動の声が続出! Twitterでたくさんの共感コメントと支持を集めた、あきばさやかさんの「育児に疲れたママが不思議な世界へ招待される話」をご紹介しましょう。ツイートには2.4万いいねがついています。



1歳の乳児を抱っこしながらも、電車ではお腹の大きな妊婦さんに席を譲り、なかなか食べてくれない子どもたちにはかわいくデコった食事を用意しつつ、自分の皿にはその切れ端や野菜の茎を盛り合わせ。ワンオペ育児でいっぱいいっぱいのママは、子どもを叱りつけるのを一生懸命我慢しながらパパの帰りを待ちますが、そのパパは仕事の付き合いで飲みに行ってしまい…。



どたばたと寝かしつけを終え、思うようにならない日々にほろりと涙をこぼす主人公は、大きな巨大あんこうに飲み込まれて異世界へ。そこは、毎日がんばってる人や、自分のことより他人を優先する心優しい人を癒やす、異世界の不思議なスパ施設でした。主人公は「育児中にできないこと全部できるルーム」に招かれます。



「ゆっくり自分のペースで食べられるレストラン」
「30分で8時間睡眠分回復するベッド」
「妊娠中・授乳中でも飲めるバー」
「白い服や繊細なアクセサリーでドレスアップできるコーナー」
「じっくり趣味に取り組めるコーナー」
……など、そこにあるのはまさに「育児中の母親たちが普段できないこと」ばかり!
そして、ひととき夢のような世界で心を癒やした主人公が、現実へ戻ってきた時に待ってきたものは……。優しくて素敵な結末に、思わず涙したママさんも少なくないようです。

この素敵なエピソードを描いた、著者のあきばさやかさんにお話を伺いました!


育児で大変なお父さんお母さんの気持ちが楽になったら


──このエピソードを描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

あきばさやかさん:これは第一話として描いた「お人好しの会社員が不思議な世界に迷い込む話」の反響を受けて、第二話として制作しました。本当は続編は全く考えていませんでした。

当時息子が3歳、第二子妊娠中だったのですが、「育児は楽しいけれど、評価されるものがなく、大変な部分も多いな」と感じていました。
きっと同じように思っているお父さんお母さんは多いだろうから、そういう人たちに届いて、少し気持ちが楽になったらいいなと思って描きました。



──ワンオペ育児に奮闘する主人公の様子がコミカルに描かれていますが、この数ページに凝縮された「育児あるある」は、育児を経験した親にとっては共感のあまり涙なしでは読めないエピソードでした。主人公に救われてほしい気持ちでいっぱいになる冒頭ですが、あきばさんもこのような毎日を過ごされているのでしょうか?

あきばさやかさん:今我が家の子どもたちは4歳と1歳なんですが、仕事をしているので日中は保育園に預けているという違いはあるものの、夜のドタバタ感はほぼ同じですね……。子どもは本当に可愛くて愛おしいのですが、パワーが強すぎて手に負えない時がよくあります(笑)

また、育児と仕事の両立は本当に課題です。
我が家は夫も私も親が遠方なので、いざというときに頼れる人がおらず、子どもが熱を出したりするとどちらかが仕事を休むしかなく、一気に大ピンチに陥ります。そもそも核家族が多く、フルタイム共働きの家庭が多い今、育児が「無理ゲー」化していると、体感しています。これも育児をするまでこの大変さは全く想像もできませんでした。
もっと、子育てしやすい世の中になってくれたらいいな……と本当に思います。



──ワンオペ育児に疲れた主人公が迷い込んだ不思議な世界は、まさに「育児中の親ができないけどやりたいこと」を凝縮した夢のような世界でした。今のあきばさんがもしこの世界に新たなコーナーを追加するとしたら、どんなコーナーを作るでしょう?

あきばさやかさん:んんん〜〜…映画を見れるコーナーと、心ゆくまで激辛料理を食べられるコーナーですかね…。
家族で行くと映画は子ども向けアニメしか見れないですし、食べ物も「ぼくやっぱりうどん嫌だった!」とかなったときに備えて(涙)子どもに取り分けられるものを選ぶことが多いので、痺れるような激辛料理を食べたいです。

──育児中の読者の方からの反響も大きかったと思います。私自身も、このエピソードの「育児あるある」とその癒やしポイントの的確さに涙が出ましたが、読者の方からはどのような感想が多かったですか? また印象に残っているコメントがあれば教えて下さい。

あきばさやかさん:やっぱり育児中の方からは圧倒的に「30分で8時間分回復するベットがほしい!」という方が多かったです…(笑)
「自分を見ているようで泣いた」と言ってくださったコメントが印象に残っています。
あとはママの頑張りに共感する人、パパのほうに共感する人と様々でした。
みんな立場は違えど、みんなストレスフルな日常で戦っているんだなぁと感じました。



  *    *    *

あきばさんが投稿したこの作品には、「号泣した」「泣きそう…」「このスパに行きたい」など、育児中のママさんパパさんからたくさんのコメントが寄せられました。育児に疲れた時は、ぜひこのエピソードを読んで、どのコーナーで癒やされたいか考えてみてくださいね。ほんのひととき「自由にやりたいこと」を考えるだけでも、心が解放されて気持ちが楽になるかもしれません。

取材・文=レタスユキ

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