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「欲望」のまま作ったおせちがSNSで話題!家族や仲間と食べたい楽しさ満載の12品

  • 2022年12月26日
  • レタスクラブニュース
いろいろあった2022年ももうすぐ終わり。お正月がやってきますね!
お正月といえば「おせち料理」。おせちは、「年神様」をもてなし、家族が新しい年もつつがなく過ごせるように、という願いから生まれたものといわれています。
…が、田作りに栗きんとん、黒まめといったメニューは、普段作り慣れないうえに時間もかかり「すべてを手作りできる自信がない」というのが私の本音です。年の瀬のこの時期、おせち作りはどうしよう…と悩んでいる方も少なくないはず。

そんないまTwitterで話題を集めている「欲望おせち」。投稿者の潮井エムコさんが「今私はこれが食べたい」というテーマのもと作ったものだそうです。


おいしそうですね~。でもちょっと待って、田作りは?栗きんとんや黒まめも入ってないようです。なぜなんでしょうか?潮井さんにお話を伺いました。

欲望おせち、誕生のきっかけ

――「欲望おせち」を作ろうと思われた理由は何ですか?

潮井エムコさん
「一生に一度くらいは伝統的なおせちを作ってみたかったので、毎年年越しを共に過ごす友人たちに『おせち作ってみようよ』と提案したのですが『めんどくさい』と一蹴されてしまいた。それならみんなが好きな食べ物を入れようと食い下がったところ、そちらはすんなりOKが出た、という次第です」



――おせち料理を作るうえで大変だったことはありますか?

潮井エムコさん
「欲望おせちという名前がついている以上、全員が満足する量を準備せねばならなかったため買い出しが大変でした。お重に盛っているのはほんの少しですが、実はいくらは400g、牛タンは800g、サーモンは1キロくらい用意しています」

注文したくなっちゃう⁉ 趣向を凝らしたお品書き

――おせち料理と一緒に投稿されたお品書きも話題を集めていますね。おせちの作成からお品書きまで、どのくらいのお時間がかかりましたか?

潮井エムコさん
「私は記憶にないのですが、友人は全部で3時間くらいだったと言っております。おせちと名乗ってはいますが料理らしい料理もなく、ステーキと牛タンを焼く手間以外は切って盛り付けるだけだったのですぐに終わった気がします」



――お品書きの各お料理についているキャプションも評判になっていますが、ご自身が一番会心作だと思われているのはどれでしょうか?

潮井エムコさん
「昨年参加が叶わなかった友人が提案してくれた味噌漬けクリームチーズとハーゲンダッツは文章も秀逸で意味も友情を感じられて好きでした。フルーツ盛り合わせの説明書きは当時の疲労度が伺えて、これはこれでいい思い出です」

おせちの「黒豆」が「まめまめしく働く」を意味するように、潮井さんのおせちの中身にもそれぞれ縁起担ぎの意味がこめられているんですね…!潮井さんお気に入りの3つを見てみましょう。



味噌漬けクリームチーズ
『味噌は転じて「三十」(みそ)、みんな元気に30代を迎えられま すように。また、チーズは牛の乳を固めたものであり、地盤をしっかり固めていくなどの意。非常に縁起が良い』



ハーゲンダッツ
『みんながハゲるまでつつがなく共に歳を重ねられますように。よくわからんけど縁起』



フルーツ盛り合わせ
『苺一会で幸せいっパイン あなたにメロメロなサンシャイーン…マス…カット…イェェェェエエェェエンギイ!!!!!!!』

――今回、こちらの投稿が注目を集めたことについて、ご友人たちは何かおっしゃっていましたか?

潮井エムコさん
「仲間内の悪ふざけを肯定的に受け取っていただき、大変喜んでいました。大人になった今も学生時代と変わらず、楽しそうなことに全力で取り組んでくれる友人たちです。おせちのいわれでも出てきましたが、これからも共につつがなく歳を重ねていけたら嬉しいです」

こんな楽しそうなおせち料理見たことありません!伝統や文化だからちゃんとやらなきゃ、と肩ひじはらずに、大切な家族や仲間と好きなものを食べる…そんな潔いシンプルさも重要なのかもしれません。

文=山上由利子

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