いつも余らせては賞味期限が切れる「ごまドレッシング」。サラダにかけるしか使いようがないと思っていませんか？じつは原料に、ごま、油、酢などが含まれているので、いろいろと応用のきく便利な調味料なんです。しかも、ごまドレだけで味が決まるから、酒だのしょうゆだのといろいろな調味料をはかる手間がかからず、料理の時短にも役立ちます。
そこで、編集部も驚いた「こんな使い方もできるの！」という、「調味料はごまドレだけ」レシピをご紹介しましょう。
今回は、つくねです。
肉料理の味つけにも、ごまドレッシングは大活躍します。ひき肉にごまドレッシングを加え、あとは片栗粉を混ぜるだけで、つくねのたねができあがり。こんがり焼き色をつけてから蒸し焼きにすると、やわらかなたねがふっくらと仕上がります。
では、レシピの前に、まずはごまドレの基礎知識をチェック！
ごまドレッシングってどんなもの？
ごまドレッシングは、すりごまに砂糖や酢、しょうゆ、オイルなどを加えて作られています。こうばしいごまの風味に、やさしい甘さや酸味が加わり、塩けもあるので、炒め物や煮物をはじめ、肉、魚、乳製品など、どんな食材にも合わせやすいのが魅力です。つまり、これだけでも味が決まる、万能調味料と言えるのです。そのままではもちろんのこと、加熱してもおいしくいただけます。
今回は深いコクがあって香りが強い焙煎タイプを使ったレシピをご紹介します。また、ゆずやわさびなどちょっと変わった風味を加えたタイプも。
家にあるもので味の違いを楽しんでみるのもいいですね！
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▶︎教えてくれたのは
きじまりゅうたさん
料理研究家。書籍、テレビなどで活躍中。YouTube「きじまごはん」で繰り広げる楽しいトークと作りやすいレシピも人気。
しっとりごまつくね
ごまドレのうまみでご飯が進む！
［ 材料・2人分 ］＊1人分377kcal／塩分1.4ｇ
■たね
とりひき肉・・・ 250ｇ
ごまドレッシング・・・ 大さじ3
片栗粉・・・ 大さじ1
・ごまドレッシング ・・・適量
・万能ねぎの小口切り・・・ 3本分
・サラダ油
［ 作り方 ］
1. たねの材料をボウルに入れて粘りが出るまで練り混ぜ、8等分して丸める。
2. フライパンに油大さじ1/2を中火で熱し、たねを1㎝の厚さの円形に軽く整えて並べ入れる。こんがりと焼いて上下を返し、ふたをして弱めの中火で約3分蒸し焼きにする。
3. 器に盛って万能ねぎを散らし、ごまドレッシングをかける。
【編集部より】時間が経ってもふっくら！お弁当にもおすすめです
一般的に、玉ねぎやパン粉、牛乳などのつなぎを加えないとかたくなりがちな肉だねですが、このレシピはごまドレと片栗粉だけでふっくらと仕上がります！また時間が経ってもやわらかいままなので、お弁当のおかずとしても、ぜひおすすめしたいです。
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ごまドレは濃厚な風味をもつので、調味料を1種類しか加えていないのに、つくねが深みのある味に仕上がります。ソースとしても使えば、さらにごまの風味がアップ！ごまドレを加えるとたねが柔らかめになるので、しっとりした食感に焼き上がるのもうれしいですね。
調理／きじまりゅうた 撮影／難波雄史 スタイリング／中村弘子 栄養計算／スタジオ食 編集協力／singt 撮影協力／UTUWA 編集部コメント取材/松田支信
【レタスクラブ編集部】
