お笑い芸人とIT企業役員の2つの肩書を持つ厚切りジェイソンさん。2021年に出版したマネー本『ジェイソン流 お金の増やし方』が大ヒットし、彼のお金の管理術が今注目されています。ジェイソンさんの物価高にも負けないテクとは⁉ 今回は、「厚切りジェイソンさんが若いころから続けてきた節約術」をご紹介します！
教えてくれたのは▷厚切りジェイソンさん
芸人・IT企業役員。
徹底した節約を実行し、ムダなものにはお金を使わないというのがジェイソン流。だけど、必要なものはもちろん買って、我慢はしていないよ。
▷ジム代わりに公共施設を利用する
アメリカのジムは日本の約半額で通えるから、日本のジムは高いと感じて、入会しなかった。毎日2時間くらい歩いているし、子どもを学校や幼稚園に送ったあとに公園で腕立て伏せや懸垂をして筋トレしているから、ジムの必要はナシ。
▷サブスクリプションサービスは常に見直す
音楽や動画の配信サービスなどで、あまり使っていないものは、見直して解約を。みんなずっと入会し続けているけれど、見ないときは解約してもいいはず。僕は、見たい作品がたまってきたら、契約し直して一気に見て、すぐに解約するスタイル。
▷ポイント倍増にだまされない＆ごほうび使いもしない
「○％還元」「ポイント○倍」などのキャンペーンは、いくらおトクでもそれほど必要ないものを買ってしまってはムダ。また、たまったポイントはごほうびではなく、日常的に必要な支出の補助として使うよ。
これから節約と投資をするときに大切なこと
多くの人は今ある収入でどう暮らすかを決めがちだけれど、実は自分が満足できる人生の支出は、収入の多さには関係ないものなんだ。お金があるからものを買うのではなく、必要なものだから買うという考え方に切り替えよう。
収入が上がってもあるだけ使わない
収入が上がっても、自分が満足できる人生の支出が見えていれば、それ以上の分は投資に回せるはず。そこが見えていなくて、収入に合わせてものを買ってしまう人は、いつまでも満足できず、将来も豊かになりにくいよ。
お金に対して家族で同じ価値観を持つ
夫婦のどちらかが節約を心がけて資産形成を目指していても、片方が全く気にせずお金を使いまくっていたら、世帯の資産は増えていかない。節約や資産形成のためには、子どもたちも含め家族で同じ価値観を共有することが大切だね。
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サブスクは、一旦契約してしまうとあまり使っていない時期もズルズルと継続してしまうことも…。一旦解約してまた必要になったら再契約を考えるようにしたいですね。
撮影／布川航太 取材・文／生島典子
【レタスクラブ編集部】
