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編集部も感動!「みりん+塩」だけできんぴらがお店の味に大変身

  • 2022年10月30日
  • レタスクラブニュース


料理の甘みやうまみ、コクを増してくれるみりんは、大切な味の立役者。特に和食に欠かせない調味料ですよね。醤油や酒、砂糖などと一緒に使われることが多いですが、実は味付けの主役にもなるって、知っていましたか?

みりんと少しの塩だけで、お店のような上品な味に仕上がる新感覚のきんぴらレシピを、ぜひ試してみてください。

みりん・みりん風調味料・ みりんタイプの違いとは?




「みりん」と呼ばれるものには、下記の3種類があります。

みりん(本みりん)・・・アルコール度数約14%。奥行きのある甘みと深いコクがある
特徴
● まろやかな甘さとすっきりとした後味がある
● もち米を熟成させることで生まれる、複雑なうまみと芳じゅんな香りがある
● 味の浸透がよい

みりん風調味料・・・アルコール度数1%未満。アルコール分をとばす手間がいらない
特徴
● 水あめや酸味料が入っていて、マイルドな甘みがある
● アルコール分をとばさず使えて、子ども向けの料理や時短調理にもおすすめ

みりんタイプ・・・アルコール度数9.5〜14.5% 未満。加塩してあり、調味がラク
特徴
● そのまま飲むと辛いくらいの塩分濃度がある
● 塩分に注意すれば、みりんとほぼ同様に扱えて、酒税がかからず、みりんより安価

それぞれ特徴が異なるので、料理や用途によって使い分けてみてくださいね。

次にご紹介するレシピでは、みりん(本みりん)を使用しています。みりん風調味料も同様に調理できます。みりんタイプの場合は、塩けが強くなるので加減して使ってください。

【みりん使いこなし術】塩みりん味なら定番のきんぴらも新鮮な味に!

きんぴらをみりん&塩で調味すると、しょうゆベースになりがちな主菜ともバランスを取りやすくなります。また見た目が茶色くなりやすいお弁当のおかずにもおすすめですよ。

*  *  *

▶︎教えてくれたのは
小田真規子さん


料理研究家。雑誌や広告、企業の商品・レシピ開発などでも活躍。誰にでも簡単&確実においしくできる料理の提案に定評がある。

塩みりんきんぴら

副菜の定番がお店風の上品な味わいに

[ 材料・2~3人分 ]
・大根の短冊切り・・・1/4本分(約250g)
・ちくわの輪切り・・・1本分
・みりん 
・塩 
・ごま油

[ 作り方 ]
1. 具材をごま油適量で炒めて中央をあけ、みりん大さじ2と塩小さじ1/2を入れて、軽く煮立ててから全体にからめる。



2.器に盛って 刻んだ大根の葉をのせ、好みで七味とうがらしやゆずこしょう、粉ざんしょうをふる。

【編集部こぼれ話】
雑誌レタスクラブのみりん特集で紹介した数あるレシピの中で、料理家の先生も、ライターさんも、編集部も、もっとも注目したのがこちら!上品でコク深い味わいに、きっと家族は「何使ったの!?」と驚きますよ。そのままでも、もちろんおいしいですが、七味や山椒などを仕上げにかければ、味変を楽しむことができます。ワインやハイボール、ビール、日本酒など、どんな種類のお酒とも相性がよいのはお酒好きな編集部Sのお墨付きです(笑)。大根のほかにも、れんこんやセロリなど白っぽい色の野菜がよく合いますよ。

*  *  *

味が濃すぎないので、どんなおかずとも組み合わせやすい副菜です。風味が染みこみやすい大根を使って、みりんでコクを加えているので、旨みは十分。

調理/小田真規子 撮影/飯貝拓司 スタイリング/なかざわひろ美 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt 編集部コメント取材/松田支信
 
【レタスクラブ編集部】





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