やっと涼しくなってきたと思ったのに、なかなか取れないけん怠感。夏の終わりのこの疲れ、食事の工夫でどうにかできちゃうんです!
おすすめの食材は「トマトジュース」。疲れに効く栄養素がたっぷり含まれているうえ、吸収率が高いのが特徴。そのまま飲むのもいいですが、さらに飲みやすくアレンジしてみませんか?
というわけで、「晩夏の疲れに効くごはん」今回は、トマトジュースを使ったアレンジドリンク2品。トマトジュースが好きな人も、苦手な人も、ごくごく飲めちゃう驚きのおいしさです。
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▶︎教えてくれたのは
佐藤秀美さん
栄養士、学術博士 (食物学) 。実践的で分かりやすい栄養指導に定評があり、雑誌、テレビなど、幅広いメディアで活躍中。『栄養「こつ」の科学』(柴田書店) など、著書多数。
まずは、トマトジュースが体にいい理由をお教えしましょう。
疲労に効く成分は生のトマトよりも吸収しやすい!
トマトの赤い色の「リコピン」や「β-カロテン」には抗酸化作用があり、抗疲労や老化の抑制などに役立ちます。実は、生のトマトより、ジュースのほうが吸収率はかなり高くなります。冷蔵庫にストックして、そのまま飲むほか、スープやドリンク、料理に活用するのがおすすめです。
それではさっそくアレンジドリンクを作ってみましょう!
トマト甘酒
甘酒の程よい甘みでまろやかな味わい
[ 材料 (2人分) と作り方 ]*1人分96kcal/塩分0.2g
1. トマトジュース (食塩不使用) 1カップに、レモン汁小さじ1を加えて混ぜる。
2. グラスに甘酒1カップを等分に注ぎ、1を静かに加える。混ぜて飲む。
トマトジンジャーエール
シュワシュワですっきり爽やか!
[ 材料 (2人分) と作り方 ]*1人分55kcal
グラスにトマトジュース (食塩不使用) 1カップを等分に注ぎ入れ、ジンジャーエール (辛口) 1カップを等分に加えて混ぜる。
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まったり味わいたいならまろやかな「トマト甘酒」、すっきり飲みたいならパンチのきいた「トマトジンジャーエール」。シーンに合わせてお楽しみくださいね!
監修/佐藤秀美 調理/近藤幸子 撮影/澤木央子 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子
【レタスクラブ編集部】