サイト内
ウェブ

忙しい調理中でもサッとカンタン!菌の温床を作らない「正しいキッチン拭き掃除」が続くコツ

  • 2022年8月18日
  • レタスクラブニュース


キッチンの拭き掃除、やらなきゃいけないとはわかっていても…。
意外とおろそかになりがちなのが「調理中」。

肉や魚などの生鮮食品を扱った後のまな板や、食器を洗った後のスポンジなど…
本当に今までの「なんとなく」の手入れで合っているのか、一度気になると、モヤモヤしますよね。

この機会にキッチンでの「台ふきんの使い方」を、食中毒予防のためにも、見直してみませんか?

調理中でも正しい拭き掃除ができれば、気になる菌の繁殖をストップできます!

拭き取る場所やタイミングなどのポイントをおさえれば、忙しい時でもサッとできることがわかりました♪

■「衛生的な台ふきんを使った、正しい拭き方をマスターしましょう」


おしえてくれたのは・福地奈津子さん▷花王株式会社 生活者情報開発部情報分析室マネージャー。
生活情報サイト『くらしの研究』編集長。
研究や商品開発で長年培った知見を、生活者目線で分かりやすく発信している。


Q「卵や肉、魚の汁など、なま物の汚れは…?」

■A「使い捨てできるペーパータオルで拭く」


割った卵の殻から、白身がたらり……。

解凍した肉から出た汁がぽたぽた……。

「肉汁などは水洗いしても落ちず、菌の繁殖原因になるので、拭いたら別の台ふきんに取り替えてください。

ただ調理中に取り替えるのは手間もかかるので、使い捨てできるペーパータオルで拭くのもおすすめ!」


Q「まな板と包丁の水けを拭き取るときは…?」

■A「調理道具専用のふきんを用意して!」


調理中にまな板を水洗いしたときに、さっと水けを拭き取る専用のふきんがあると便利です。

「調理中はいろんなものが置かれる調理台をこまめに拭く台ふきんと、まな板や包丁を拭く専用のふきんを、しっかり区別することが大事。

調理道具専用には、洗いやすい小さめサイズを選んで」


■食器用スポンジは毎回ぎゅーっとかたく絞って


台ふきんと同じくらい「栄養・水分・温度」の条件が揃いやすい食器用のスポンジも、菌の温床になりやすい要注意アイテム。

毎回使い終わるたびに、しっかりもみ洗いをし、思い切り絞って水けを切って!




Q「油のはねは…?」

■A「冷めないうちに乾いたペーパータオルでさっとひと拭き!」


調理中にまな板を水洗いしたときに、さっと水けを拭き取る専用のふきんがあると便利です。

コンロまわりの油はねは、調理中に台ふきんでこまめに拭くことはせず、調理が終わったタイミングで一気に拭き掃除を。

「油汚れは水洗いでは落ちないため、使い捨てのペーパータオルを使いましょう。

調理後すぐに、乾いたペーパータオルで拭けば、さっと拭き取りやすくなります!」


Q「野菜室にたまった汚れに菌の危険が…?」

■A「月に1 〜2 回は野菜室の中も拭いて」


野菜に付着している土や皮などで、意外と汚れがたまる野菜室。

冷蔵室などに比べると温度帯が高いため、ゆっくりと菌が繁殖する場合があります。

定期的な水拭きなどのお手入れを習慣に。


Q「野菜を載せたあとの調理台を拭くときって…?」

■A「〝土汚れ〟を意識してすくうように拭く」


調理台を拭く際に気をつけたいのは、土汚れです。

葉野菜の根や根菜類などに付着した土や砂が落ちていることがあります。

「土にはさまざまな菌が含まれていることがあります。

細かな粒子もあるので、ささっと表面を拭くだけではなく、ぬれた台ふきんですくい取るように、丁寧に拭きましょう」


撮影/合田和弘 イラスト/横道逸太 取材・文/田中理恵

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2016 KADOKAWA Corp All Rights Reserved