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食中毒が気になるこれからの季節。「冷蔵庫掃除」を思い立ったらまずはこれ!

  • 2022年6月16日
  • レタスクラブニュース


「食品を出し入れするときは食材に注目していて、意外と冷蔵庫の汚れに気づかないんです」と、掃除のプロ・木村さん。特に食中毒が気になるこれからの季節は、冷蔵庫の汚れを放っておくと危険。24時間営業の冷蔵庫は、思い立ったときが掃除のしどきです!

今回は、冷蔵庫掃除をラクにする「事前準備」の方法をご紹介します。

教えてくれたのは▷お掃除オーガナイザー(R)木村由依さん


クリスタルミューズ代表。ハウスクリーニングの専門技術と、思考と空間を整理する「ライフオーガナイズ(R)」を組み合わせたメソッドで、一人一人に合った掃除と片づけを提案。著書に『「掃除の基本」おさらい帖』(宝島社)がある。

冷蔵庫はこんなふうに汚れたり菌がついたりしがち!

■引き出しや扉
風圧によってホコリや髪の毛が入る!



■棚
液だれしてこびりつく!



■パッキン
汚れがたまってカビが発生!



■ハンドル
油が白浮き&カピカピに!



■製氷器
水だけでも雑菌が繁殖して異臭に!



冷蔵庫は24時間営業だから掃除のサイクルが肝心。菌や食中毒が特に気になる梅雨から夏に、一度キレイにしましょう!


掃除前の1〜2週間は食材の使い切り週間に!

しばらく保存していた食材の賞味期限が迫っていたり、冷凍保存した食材は冷凍焼けや霜がついている可能性も。大体半年に1回を掃除サイクルと決め、食材をむだにせず、使い切る習慣を身につけましょう。

■冷蔵庫の中身が少ないほど掃除がラク!
「夏場に食材を冷蔵庫の外に出すと傷みやすくなるので、事前に中身を減らしておくと全部出さずに掃除できます。この期間は補充せず、使い切ることに徹して」。使い忘れやむだ買いも防止!

賞味期限をチェック!


調味料や、比較的賞味期限の長い食材、冷凍食品などは要チェック!

食材を使い切るメニューにする!


近日中に使い切りたい食材は、トレイやカゴなどに入れて別にしておくと使い忘れ防止に。

こんな準備もしておこう

掃除グッズを用意しておく
用意しておけば、いつでもサッとキレイにできます。「冷蔵庫によっては、キッチン用除菌スプレーが使用不可の場合も。『オスバンS』はキッチンまわりのほか、手指の消毒などにも使えて便利」

木村さんおすすめ!
オスバンS 第3類医薬品


手指の殺菌消毒にも使用される殺菌消毒剤。必ず薄めて使用すること。冷蔵庫の消毒には、100~200倍に希釈して使用。600ml ¥880/日本製薬

※成分:ベンザルコニウム塩化物(塩化ベンザルコニウム)10w/v%水溶液。
※定められた用法を守ってください。原液のまま使用しないでください。原液または濃厚液が皮膚に付着した場合は、炎症を起こすことがあるので、すぐ水で洗い流してください。使用にあたっては、ラベルに記載の注意事項をよくお読みください。

冷蔵庫の説明書にザッと目を通しておく
電源を入れれば使える冷蔵庫の説明書は、意外と読んでいない人も。「使わないほうがいい洗剤などの注意事項のほか、保存のコツが書いてある場合もあるので、読んでおくと◎」


お役立ち情報が書いてあることも!

*  *  *

途中で挫折することなく、冷蔵庫掃除が終えられるよう1週間程度前から事前準備を進めていきましょう!

撮影/三佐和隆士 イラスト/ちばなつこ 編集協力/鈴出智里

【レタスクラブ編集部】

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