コクと酸味のバランスが絶妙だから、単体で使うことが多い「トマトケチャップ」。でも、意外なものと合わせることで、うまみたっぷりのスープや、いろんな食材に合う万能だれに大変身。おいしさが見違えますよ!
「トマトケチャップの意外な使い方」今回は、即席中華スープと、まろやかコクだれのレシピをご紹介します。
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▶︎教えてくれたのは
小田真規子さん
料理研究家。雑誌や広告、企業の商品・レシピ開発などでも活躍。誰にでも簡単&確実においしくできる料理の提案に定評がある。
「トマトだけでなく、さまざまな野菜やスパイスなどを煮込んで作られているトマトケチャップ。塩けが弱めなので、いろいろな料理によく合う、活用範囲の広い調味料なんです」
ザーサイと合わせて即席中華スープに
ダブルのうまみパワーがあふれる!
ザーサイ (味つき) 30gはざく切りにし、水1と3/4~2カップ、トマトケチャップ大さじ3とともに小鍋に入れ、中火で約1分煮立てます。長ねぎの小口切りなど好みの具を入れ、さっと煮て、塩、こしょうで味をととのえて。
卵黄と混ぜれば、まろやかコクだれに
さっぱりとしていながら、コクのある塩けが豆腐にマッチ!
「豆腐にはしょうゆ」という概念をくつがえすコクだれ。洋の献立にもばっちり合いそうな味わいです。
たたききゅうりにかけるのもおすすめですよ!
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ちょっと思いつかなかった、この組み合わせ。トマトケチャップの底力がよくわかる2種のレシピ、ぜひお試しくださいね!
調理/小田真規子 撮影/飯貝拓司 スタイリング/なかざわひろ美 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt
【レタスクラブ編集部】