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神社の鳥居で見かける、あの白い紙の名前は?/モノのなまえ事典

  • 2021年6月18日
  • レタスクラブニュース




ラーメンの丼ぶりに描かれたグルグル模様、福引でガラガラ回すアレ…普段よく見かける「アレ」にも「コレ」にもちゃんとした名前があることをご存知でしたか?

知れば「へ~」のオンパレード!つい誰かに教えたくなること間違いなしの知らなかった「名前」の知識を、『まだある!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典』(著・杉村喜光、イラスト・大崎メグミ、ポプラ社刊)からお送りします。

※本作品は杉村喜光・大崎メグミ著の書籍『まだある!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典』から一部抜粋・編集しました

■注連縄(しめなわ)にぶら下がっている、アレの名前は?







【答え】
神社などにはワラを編んで作った注連縄というものがあるよね。あそこにぶら下がっている白い紙を「紙垂」というんだ。「しで」というのは「たれる」という意味の「しだれる」という言葉からきたなまえ。

1枚の紙にじょうずに切れこみを入れて折るとあの形になるんだけど、あの形はカミナリを意味しているんだって。カミナリは「イナズマ」ともいうけど、昔の人は稲とカミナリは夫婦で、稲の妻がカミナリと考えて「稲妻」って呼んだんだ。

だから神様に「お米がたくさんとれるように」とお願いをするために、カミナリの形をした紙垂をぶら下げているんだ。

著=杉村喜光・大崎メグミ/「まだある!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典」(ポプラ社)


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