お弁当のおかずをきれいに詰めるには、ちょっとしたコツがあるんです。今回ご紹介するのは1段弁当の詰め方。同じおかずでも「ご飯とおかずを分ける場合」、「ご飯におかずをのせる場合」で詰め方を変えるのが大切なんですよ。
1段弁当の詰め方
ご飯の隣には、大きくて形のしっかりした主菜や卵焼きなどを詰めます。
次に、形を変えやすい副菜の順にすると、詰めやすいです。
■1. まずはご飯
ご飯をスペースの半分ほど詰める。おかずと接する面をなだらかな斜面にするのがポイント。
■2. 形のしっかりした主菜→副菜
空きスペースの1/2を目安に、主菜をご飯に立てかけるように詰める。残りのスペースの半分くらいに卵焼きを詰める。味移りが気になる場合は、青じそを敷いても。
■3. 最後に変形させやすい副菜
残りのスペースにカップを敷いて場所を確保し、ひじきの煮ものを詰める。
■4. おかずが動かないように微調整
主菜を右に移動させてすき間をなくし、ご飯を均等にならして、すき間をなくす。
■5. 完成!
好みでご飯にしそ風味ふりかけなどをふると、見栄えがアップ!
こんなパターンもアリです
・汁けのあるおかずはご飯の上に
・ゆでブロッコリーで野菜をプラス
・主菜をご飯側全体に立てかける
ご飯におかずをのせる場合
下はご飯で埋まっているので、すき間を気にせず詰められるのが、忙しい朝にはうってつけです。焼き鮭のような、大ぶりの主菜をどーんとのっけられるのもいいですね。
■1. まずはご飯
お弁当箱の高さの半分くらいを目安にご飯を詰める。
■2. 主菜をのせる
主菜は詰めやすいサイズにカット。そぎ切りにすると食べやすいうえ、おかずが大きく見えるメリットも。
■3. 隣に形のしっかりした副菜
主菜と味が混ざってもOKの卵焼きを隣に。1切れを斜め半分に切って重ねるように詰めて、立体的に。
■4. 最後に変形させやすい副菜
残りのスペースにひじきの煮ものを詰める。ご飯と相性がいいので味がしみてもOK。
こんなパターンもアリです
ゆでたスナップえんどうを斜め切りにして、断面を見せるとかわいい!
調理/野上優佳子 撮影/鈴木泰介 スタイリング/深川あさり 栄養計算/スタジオ食
<レタスクラブ18年3月号より>