炊き込みご飯というと春や秋の旬の食材を入れて作るもの…と想像しがち。でもそれだけじゃないんです。今回は意外な具材を使った変わり炊き込みご飯5選をご紹介。ソーセージやいかの缶詰など、うまみの凝縮された材料をお米と共に炊飯器にセットして、あとは炊き上がりを待つだけ♪栄養面もバッチリな一品があっという間に完成しちゃいます。
ソーセージの洋風炊き込みご飯
【材料・3~4人分】
ウインナソーセージ 5本、黒オリーブ 15個、米 2合、粗びき黒こしょう
【作り方】
1. 米は洗ってざるに上げ、約10分おく。
2. ソーセージは5mm幅の小口切りにする。
3. 炊飯器に米を入れ、普通の水加減にし、2を散らす。オリーブは種があれば除き、潰して加え、普通に炊く。オリーブはまるのままよりも、軽く潰して入れたほうが味が出やすくなる。
4. 炊き上がったらさっと混ぜ、茶碗に盛り、粗びき黒こしょう少々をふる。
(1人分361Kcal、塩分1.0g)
コクのあるオリーブとウインナソーセージで炊き込みご飯を作ります。イタリアンやスペイン料理でおなじみのオリーブは、淡泊な味わいの米とも相性抜群。軽く潰してから炊飯器に入れるのがポイントです。
簡単いかめし
味つけは缶汁と少量のしょうゆだけでOK。しょうがが口をさっぱりさせてくれるので、〆のご飯にもおすすめです。
エスニック風豚の炊き込みご飯
ナンプラーと砂糖、酒でエスニック風の味を演出します。ザーサイの食感がよいアクセントに。
塩昆布炊きご飯
塩昆布は加熱されて切れやすくなっているので、さっくりとご飯と混ぜ合わせましょう。器に盛ったら薬味をのせて、さわやかな香りをプラス。
ちりめんじゃことしょうがの炊き込みご飯
米は洗ったら炊飯器に入れ、水に30分以上つけます。ちりめんじゃこの風味を活かすため、塩と酒でシンプルな味に仕上げて。
炊き込みご飯はとても傷みやすいので、一度に食べきるか、小分け冷凍するのが◎。解凍する場合、自然解凍はパサつく原因になるのでNG。凍った状態から電子レンジで加熱し、取り出してから軽くほぐして器へ盛り付けましょう。
文=河野あすみ