なすは本来夏野菜ですが、現在は季節・地域ごとに露地栽培とハウス栽培が行なわれており、年間を通して比較的安定して購入できる野菜。淡白ななすだからこそ、どんな味つけでも馴染んでくれる万能野菜でもあります。今回はなすと大葉の万能おかず5つをご紹介。香り高い大葉や香味野菜、梅の味わいがぎゅっと染み込んだなすは絶品ですよ!
なすの青じそあえ
【材料・2人分】
なす 2個、塩水(塩 大さじ1/2、水 1カップ)、青じそ 2枚、粉チーズ 大さじ1/2、オリーブ油 大さじ1、こしょう 各少々
【作り方】
1. なすは5mm厚さの輪切りにし、ポリ袋に入れる。塩水を加え、袋の空気を抜いて口を縛り、約15分おく。
2. 1の水けをしっかり絞ってボウルに入れる。青じそをちぎって加え、さっとあえて器に盛る。粉チーズ大さじ1/2、オリーブ油大さじ1、塩、こしょう各少々をふる。
(1人分30Kcal、塩分0.7g)
チーズとオリーブ油でまろやかさをプラスしました。なすは輪切りの食べやすい大きさにカット。塩水につけることにより、下味がしっかりつきますよ。仕上げに塩こしょうをお好みでふって召し上がれ。
レンジ蒸しなす
お酢としそで清涼感をアップ。調理が電子レンジだけで済むので、洗い物の手間が省けます。
なすの炒めナムル
塩でもみこんで、歯ざわりのよさを引き出しました。しそは火を止めた後にちぎって追加してくださいね。
香味野菜たっぷり焼きなす
なすのみずみずしさをダイレクトに感じられます。しょうがはせん切りにしてなすにまぶすと◎
なすの青じそと梅のはさみ蒸し
青じそと梅肉をサンドしてさっぱり風味に。梅干しは塩分16~18%のものを使用しましょう。
なすは冷凍保存が可能な野菜。調理しやすい大きさにカットし、水にさらししてアク抜きします。その後はしっかりと水気を取り、ラップなどで小分けに包んだら、空気をしっかりと抜きながら保存袋などに密封します。保存期間は1ヶ月ほど。
文=河野あすみ