薬味や鍋などに欠かせない長ねぎ。名脇役の野菜ですが、甘みが増す冬は長ねぎが主役の料理を作ってみるのもおすすめです。長ねぎはじっくり火を通すと、トロトロで甘みがアップ! 両面に焦げ目がつくまでしっかり焼くのがポイントです。
焼きねぎと豚しゃぶの小鍋
【材料・2人分】
長ねぎ(青い部分を含む)…2本、豚しゃぶしゃぶ用肉…200g、温泉卵…2個、しめじ…1パック(約100g)、和風だし(昆布(5×5cm)…1枚、酒…大さじ2、水…4カップ)、ポン酢じょうゆ…適量、サラダ油
【作り方】
1.ねぎは5cm長さに切る。しめじはほぐす。鍋に油小さじ1を弱めの中火で熱し、ねぎを焼く。焼き色がついたら和風だしの材料を加え、ふたをして中火で7〜8分煮る。
2.ねぎがやわらかくなったら豚肉としめじを加えてさっと煮る。
3.器にポン酢じょうゆと温泉卵を入れ、からめながら食べる。
(1人分433kcal、塩分1.8g)
焼き目を付けた長ねぎの香ばしい香りがだしにも移り、スープまでおいしい一皿。温玉ポン酢につけて食べるとねぎの甘みが引き立ちます。ねぎは青い部分も全部使って。
鮭と焼きねぎの温マリネ
小麦粉をまぶした生鮭と長ねぎをフライパンに並べて、両面蒸し焼きに。マリネ液にからめたら温かいうちにいただきましょう。
焼きねぎのポン酢びたし
じっくり焼いた長ねぎにポン酢をかけるだけでも美味。好みで粉ざんしょうや七味、豆板醤などを添えると、大人の味わいに。
焼きねぎのぬた風
熱々の長ねぎに酢みそをかけたぬた風は、日本酒のおともにぴったり。5分でできる即席レシピです。
焼きねぎのオリーブじょうゆ
長ねぎをオリーブオイルで炒め、こんがり色づいたらしょうゆと削りがつおで味付け。器に盛り、さらに削りがつおをのせても◎。
長ねぎは体を温める食材としてもおすすめ。購入する際は、白い部分の巻きがしっかりと固く、弾力のあるものを選びましょう。
文=齋藤久美子