自宅で居酒屋気分を満喫するなら、パリッとジューシーな手羽先のグリルをつまみにするのはいかが? 身が引き締まった骨付き肉には旨みがあり、適度に脂肪も含まれているのでジュワ~とあふれる肉汁も楽しめます。手羽先は皮目をしっかりと焼いてパリパリ食感に仕上げるのがコツ。今回はビールが進むレシピ5つをご紹介します。
とり手羽先のビネガー焼き
【材料・2人分】
とり手羽先…6本、下味(おろしにんにく…1片分、酒…大さじ1、塩…小さじ1、じゃがいも…1個)、サラダ油、酢
【作り方】
1.ポリ袋に手羽先、下味を入れて軽くもみ、袋の口を閉じて約15分おく。じゃがいもは皮つきのままよく洗い、水けがついたままラップで包み、電子レンジで約5分加熱する。竹串がすっと通るようになったら、四つ割りにする。
2.フライパンに油大さじ1を弱火で熱し、手羽先の皮目を下にして並べ入れる。ふたをして動かさずに約15分しっかり焼き色がつくまで焼く。
3.裏返し、あいたところにじゃがいもを並べ入れる。ふたをして、約3分焼いたらふたを取り、中火にして酢大さじ3を加える。酢を手羽先にからめながら、汁けがなくなるまで焼く。器に盛り、好みで粗びき黒こしょうをふる。
(1人分253kcal、塩分3.2g)
※このレシピでは電子レンジは500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
最後にたっぷり絡める酢のやわらかい酸味がクセになる一品。肉を焼くときは触りたくなるものですが、そこはじっと我慢を。なるべく肉を動かさずに焼くのがポイントです。
手羽先の塩焼き
程よくにんにくを効かせた一皿は、週末の晩酌にぴったり! 焼く前に下味を絡めておくと奥深い味わいに。
手羽先のハーブグリル
塩・こしょうとともに好みの乾燥ハーブをまぶしても◎。魚焼きグリルを使えばほうっておくだけなのでラクチンです。
手羽先のカレーグリル
ウスターソースとカレー粉をもみ込んだスパイシーなグリル。手羽先に切り目を入れると、味がしみこみ、火も通りやすくなります。
手羽先グリルのチャーシュー風味
こってり味が食べたい気分の日は、はちみつとみそを使って甘辛く仕上げるのがおすすめ。手羽先は皮目の真ん中に深めに切り込みを入れ、たれをもみ込むようにぬりましょう。
いろんな味わいが楽しめる手羽先のグリル。週末を利用して挑戦してみてはいかがでしょう?
文=齋藤久美子