「うなずきすぎて首がもげそう!」と共感の声続出!
臨床心理士として精神科に勤めながら年子の娘を育てる母の、基本的に白目むいた日々。
思いもよらぬ行動に出る姉妹と夫に驚き、戸惑い、脱力する日々をユーモアたっぷりに綴り、instagramで話題沸騰の「白目カルタ」が一冊にまとまりました。
『脱力系育児マンガ 日々白目むいてます』(SBクリエイティブ)から、レタスクラブニュースのために書き下ろされたエピソードも加えて全10回でお届け。今回はその第2回です。
フライドポテトの本数。
ブドウの個数。
ジュースの量。
おニューの服の数。
お風呂のボタンを押す回数や、見たいユーチューブを選ぶ順番と回数。
としごたちはすべてにおいて平等を求めてきます。
ママのセーターを引っ張る回数はもういいでしょ。
てか、引っ張るな!
☆゚・*.。☆゚・*.。☆゚・*.。☆゚・*.。☆゚・*.。
兄弟あるあるなのか、年子あるあるなのか。
「お姉ちゃんだけ」「妹だけ」とか。
「お姉ちゃんの方が」「妹の方が」とか。
「ひとつしかない」とか。
そんなワードにものすごく敏感な我が家の姉妹は、厳密に「平等」を求めてきます。
おもちゃがひとつしかないとか。
可愛い服を一着だけもらってきたとか。
お菓子が二種類あるとか。
パパのスマホを特別に貸してもらってたとか。
お菓子のラッピングに使われていた可愛いリボンとか。
宅配便の中に入ってた梱包材とか。
ハサミをどっちが先使うかとか。
お風呂の「お湯はり」のスイッチをどっちが切るかとか。
玄関のドアはどっちが開けるとか。
ファミレスの呼び出しボタンはどっちが押すかとか。
ママの隣に座るのか、パパの隣に座るのか。
そんなことで毎日毎日毎日毎日毎日毎日大騒ぎ。
あらゆるところに「不平等トラップ」が存在するので気が抜けません。
夜ご飯ひとつとっても、唐揚げの大きさや数で「ずるい!」とケンカ勃発。
つい最近はデラウェアの数を数えはじめました。
もうええ加減にしいや!
著=白目 みさえ/「脱力系育児マンガ 日々白目むいてます」(SBクリエイティブ)