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血液サラサラだけじゃない!こんなにあった「玉ねぎ」の健康パワー

  • 2020年7月20日
  • レタスクラブニュース
玉ねぎの〝血液サラサラ効果〟は皆さんご存じのとおり。でも、それだけではありません。体温や基礎代謝を上げるのをはじめ、あの強烈なにおいのもとであるアリシンが、疲労回復効果を発揮します。さらには、イライラを解消し心まで健康にしてくれる効果も!

『体にいい安うま食材 vol.1 玉ねぎ』(レタスクラブMOOK)から、玉ねぎの健康効果や保存方法についてご紹介します。


1.ダイエットに

このごろ太りやすくって…という人におすすめ!
加齢とともに基礎代謝が落ちると、脂肪がたまりやすく太りやすい体に。玉ねぎの硫化アリルは血行を促進し、体温を上げて基礎代謝の機能を高め、安静時のエネルギー消費量を増やすので、余分な脂肪が燃焼されやすくなります。

2.疲労回復に

ビタミンB1と一緒に食べて疲れを吹き飛ばそう
玉ねぎの強烈なにおいのもとになるアリシン(硫化アリルの一種)は、ビタミンB1と結合して疲労回復や滋養強壮効果を発揮。ビタミンB1が豊富な豚肉、豆腐、穀類などと一緒に玉ねぎを食べると、スタミナアップが期待できます。

3.美肌効果

紫外線からお肌を守り、血色のよいいきいき肌に
玉ねぎのケルセチンは強い抗酸化作用で注目されるファイトケミカルの一種。紫外線による有害物質や老廃物を排出し、細胞の老化を防ぎます。また、玉ねぎの血行促進効果で、皮膚の毛細血管まで血液を送り、肌色をよくします。


4.抗アレルギー効果

過剰反応をストップ!不調にさようなら
じんましんや気管支ぜんそくの原因になるのがヒスタミン。玉ねぎにはこれに働きかける抗ヒスタミン作用を持つチオスルフィネートが含まれます。

5.ストレス解消に

興奮を抑えて穏やかに。イライラもストップ
玉ねぎに含まれる硫黄化合物には、神経鎮静作用があります。民間療法として、神経が高ぶっているときには、刻んだ玉ねぎを枕元に置くとよく眠れるといういい伝えも。また、ビタミンB1不足によるイライラを解消する効果もあります。

6.免疫力アップ

体温を上げて強い体に。抗酸化作用にも注目
現代人に多い低体温には、血行を促進して代謝を高め、体温を上げる玉ねぎが効果的。また、玉ねぎのケルセチンが持つ抗酸化作用も体内の有害物質を解毒・浄化し、免疫力をアップします。

7.血糖値を下げる

副作用がないから安心。毎日食べよう
玉ねぎのグルコキニンという成分には、血糖値を下げる作用が。糖尿病の予防はもちろん、とり過ぎた糖分が中性脂肪になるのも抑えてくれます。


知っておきたい!玉ねぎのこと

(1)保存は常温でOK


もともと貯蔵性が高い野菜なので、冷蔵庫に入れなくても大丈夫。ただし、蒸れ、湿気には弱いので、風通しのよいかごなどに入れて。冬場など、キッチンが暖かくなり過ぎる時期には、玄関や廊下など涼しい場所に置いてください。

(2)生で食べるときは水にさらして


辛みが強い玉ねぎは、水にさらして辛みをやわらげると生で食べやすくなります。とはいえ、長くさらすと栄養分も溶け出してしまうので、時間は5分以内に。冷水にさらすとシャキッとします。

(3)冷凍保存もOK。忙しいときにお役立ち


1/2個だけを使うときは1個すべてを切り、未使用分は保存袋などに入れて野菜室へ。1~2日以内に使う予定がないなら冷凍室へ。冷凍の場合は、スープなどに凍ったまま入れられます。

監修/石原結實(医学博士)

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