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鮮やかな赤が抗酸化に◎!「ビーツ」の美容効果3つと食べ方

  • 2017年10月25日
  • Life & Aging Report

最近よく出回っているビーツ。自分で調理はしたことがなくともレストランで食べたことがある、雑誌、SNSで名前だけは知っているという人も多いのでは?

今回は、知っているようで知らない「ビーツの美容効果」についてご紹介します。

■ビーツの美容効果3つ

(1)腸内環境を整える

ビーツは、ラフィノースという天然のオリゴ糖を含んでいます。ラフィノースは、胃や小腸で消化吸収されることなく腸まで届くため、有用菌であるビフィズス菌の栄養源となり、善玉菌を増やすと考えられています。

食物繊維も含まれているので、老廃物排出を促し腸内環境を整える働きがあります。

(2)むくみ解消

ビーツに含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を排出しむくみ改善を促す働きがあります。

(3)抗酸化作用が高い

ビーツの赤色色素ベタシアニンには強い抗酸化作用があり、アンチエイジングにも◎。

ベタシアニンは、アントシアニンを合成することのできない植物が作り出す色素で、ホウレンソウの根にも同じ色素が含まれています。

■鉄分の含有量はそれほど高くない!?

「ビーツの葉は鉄分が豊富」などといわれますが、ビーツの赤い可食部の鉄分の含有量はそれほど高くありません。吸収率を高めるために、動物性のたんぱく質やビタミンCと一緒にとるようにするといいですね。

■ビーツの美味しい食べ方

(1)味付けに工夫を

赤く華やかな外観ですが、独特の風味があり、好き嫌いがわかれます。特に、ビーツをはじめて食べる人はちょっと味付けに工夫した方が美味しく食べることができます。

サラダにして食べるなら、同量のオリーブオイル・はちみつ・バルサミコ酢に塩少々を加えたドレッシングをかけると、甘くて食べやすいでしょう。

(2)ゆでて下処理を

手軽に缶詰になったものや下処理をしたものを購入するのもいいのですが、せっかくなのでフレッシュなビーツを購入して使いたいという方もいるでしょう。オーブンでローストしたりと下処理の方法はいくつかありますが、やりやすいのは茹でる方法です。

発色よく茹でるために、レモン汁や酢などの酸味を少し加えてみましょう。ほんのひと手間ですが、入れるとビーツの赤色が鮮やかになりますよ。

鮮やかな赤色が特徴のビーツ。秋が旬でもあるので、美腸のためにとりいれてみてはいかがでしょうか。

(ベジ活アドバイザー生井理恵
「食べてキレイになる料理教室」主宰。食べて美人になるレシピには定評があり、企業へのレシピ提供・商品監修を多数手掛ける他、講演やセミナーも精力的にこなす。著書に「ママとキッズの楽しいベジ活」がある。)

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【参考】
※ビート – わかさ生活
※ビーツ 食品成分データベース –  文部化学賞
※鉄の吸収率を教えてください - 明治

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