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その食習慣NGかも?かくれ肥満になりやすい人の特徴4つ

  • 2017年6月12日
  • Life & Aging Report

忙しい毎日を送っていると、ついつい手軽に、1品で食事を済ませてしまうことも多いですよね。ですが私たちの身体はさまざまな栄養素を必要としているため、いつも同じような食事を続けていると、知らず知らずのうちに、見た目は痩せているのに内臓脂肪の多い「かくれ肥満」に陥っている場合があります。

プヨプヨしているわけではなく、見た目も太ってはいなけいれど、お腹周りがなんだか太くなってきた……と感じている方は、かくれ肥満かも知れません。かくれ肥満になりやすい人の4つの特徴をチェックしてみましょう。

■見た目は痩せているのに肥満!?かくれ肥満とは?

リンゴと洋ナシに例えられますが、下半身がプヨプヨと大きくなる洋ナシ型と、お腹周りに固太りしてしまうリンゴ型があります。洋ナシ型の肥満の主な原因は皮下脂肪です。皮下脂肪はないに越したことはありませんが、とくに身体に悪い影響を与えるものではありません。一方、リンゴ型の肥満の原因となる内臓脂肪は、生活習慣病の一因となるなど身体への悪影響が懸念されます。内臓脂肪は、その名の通り内臓周辺につく脂肪のため、目に見えて身体がプヨプヨとたるむことはなく、一見痩せて見えるのに実は内臓脂肪が多い「かくれ肥満」状態になってしまうのです。

■かくれ肥満になりやすい人の特徴4つ

(1)過度な食事制限ダイエットの経験がある

過度な食事制限をして体重を落とすと、栄養不足から筋肉も少なくなります。筋肉が減ると基礎代謝も下がります。そのため、食事を元に戻すと脂肪がつきやすい身体になっているため、内臓脂肪も溜まりやすく、かくれ肥満になってしまいます。

(2)おやつが多い

内臓脂肪は、身体がすぐに使えるエネルギーとして蓄えている脂肪です。小腹が空いたらすぐに何かを食べる習慣があると、脂肪をエネルギーとして燃焼させる機会を減らすことになり、一度ついた内臓脂肪が減らなくなります。

(3)偏食

食べたものがエネルギーとして消費されるか、脂肪として蓄積されるかは、カロリーだけで推し量れません。カロリーが低くても、野菜ばかりの食事や炭水化物の多い食生活を続けていると、筋肉の材料となるタンパク質が不足して筋肉が痩せてしまいます。そして、内臓脂肪が蓄えられやすい基礎代謝の低い体質になるのです。

(4)運動不足

内臓脂肪が溜まる原因のひとつに運動不足が考えられます。運動をすればおのずとエネルギーを必要としますから、身体は内臓脂肪を燃焼させてエネルギーを生み出します。また、食生活に気をつかっていたとしても、年齢とともに、自然と筋肉が減って基礎代謝は下がります。適度な運動で筋肉を保ち、基礎代謝を維持することでも、かくれ肥満の予防になります。

内臓脂肪は、すぐに使えるエネルギー源として蓄えられているため、運動や余分なおやつを減らすことで、比較的簡単に消費することができます。適度な運動と規則正しい生活で、かくれ肥満を予防したいですね。
(美養フードクリエイター 岩田まなみ)

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【参考】
※見た目はやせていても脂肪が多い?!「かくれ肥満」 – ソニー生命保険
※内臓脂肪サクッと3週間 皮下脂肪じっくり3か月「Tarzan No.713」2017年3月9日号(マガジンハウス)

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