
息子が車で事故を⁉ / 画像提供:みこまる(@micomalu)
「実は息子さんが勤務中に車で事故を起こしてしまったんです」ある日、みこまる(@micomalu)さんのご主人に警察署から電話がかかってきた。突然のことでパニックになってしまったが、よく話を聞くとなんだかおかしい…詐欺の手口を描いた「息子を騙る輩に喝!」を紹介する。
■息子の正体に慌てて逃げた詐欺グループ
息子を騙る輩に喝!1 / 画像提供:みこまる(@micomalu)
息子を騙る輩に喝!2 / 画像提供:みこまる(@micomalu)
息子を騙る輩に喝!3 / 画像提供:みこまる(@micomalu)
作者のみこまるさんのご主人の実体験をもとにした本作「息子を騙る輩に喝!」は、詐欺の注意喚起するために漫画にしてSNSに投稿したのだという。
ある日、ご主人の携帯に知らない番号から電話がかかってきたそうだ。「もしかしたら仕事の電話かもしれないと思って、電話に出てみたそうです」と話すみこまるさん。電話の内容は、自分の息子が勤務中に車で事故を起こしてしまった、というものだった。警察からで突然の事故の知らせにパニックになりながらも詳細を聞くと、息子は今仕事があって抜けることができず、警察が代理で連絡をしていると説明された。しかし、「主人はこの段階で、詐欺電話だと気付いたそうです。受話器口からタバコを吸う息遣いも聞こえてきて、こちらもかってやるつもりで話を聞いたようです」とのこと。ご主人は相手の状況などを確認したが、相手は無事ではあるが怪我をしていて示談で済ませたいという。その示談金はなんと40万円…。
まさに「オレオレ詐欺」の手口であるが、早い段階で息子が車で事故を起こすはずがないと確信があったみこまるさんのご主人、それもそのはずだ、息子はまだ小学生なのだから…。そのことを詐欺グループに伝えるとすぐに電話が切られたという。
最近では、声音が違っても「風邪をひいた」と嘘をついたり、仕事のトラブルでお金が必要という詐欺の手口もあるので、くれぐれも気をつけたいところ。注意喚起のためにもぜひ読んでほしい。
取材協力:みこまる(@micomalu)
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