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呼吸を深めてリラックス。脇腹のむくみにも◎なストレッチ

  • 2017年6月10日
  • Life & Aging Report

今回は、美人を内面からサポートする呼吸筋である横隔膜をほぐすストレッチをご紹介します。

■横隔膜は鍛えられる!?

普段、無意識にしている呼吸を意識的に深める事で、横隔膜の上下運動を行います。すると、内臓の動きが活発になったり、副交感神経が優位になってリラックス状態になったりします。つまり、横隔膜は呼吸をコントロールすることで鍛えられる筋肉なのです。

「腹圧」に注目!

そして、腹式呼吸は腹圧を鍛える効果もあります。内臓は腹膜という風船のような袋の中に入っていて、内臓が働きやすく、また支えようとしているのが腹圧です。腹圧という袋がしぼめば、内臓や神経、血管がぎゅうぎゅうに詰め込まれたような状態になり圧迫され、圧力がかかってきます。すると内臓の働きは落ち、血行不良にもなります。

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腹式呼吸を習慣化して「腹圧」を強化

解決策としては、腹圧を上げるためにコアを鍛える適度な運動を習慣にするのも大切ですが、腹式呼吸を習慣にすれば、腹膜や横隔膜の柔軟性を高めて腹圧を強化させることが出来ます。

■腹式呼吸の効果が倍増する簡単ストレッチ

このストレッチは、腰周りを伸ばし下垂しやすい内臓を元の位置に戻します。さらに、肋骨から腰骨までのつまりをなくし、内臓が動きやすいスペースを確保します。脇腹から脇の下もむくみやすい部位なので、深い呼吸とともに流れを良くしてください。

肩の力を抜いてストレッチを深めて

動作のポイントは、腕を伸ばす時には、みぞおち(おへそ)から指先を押し上げるように意識するだけで、肩の力が抜けて動きも大きくなり、ストレッチ効果が高まります。

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ぜひ、毎日の習慣にして腹式呼吸の質も上げてみてください。

期待出来る効果

内臓機能の活性化、むくみ、冷え、便秘解消。軽い腰痛、ストレス軽減。

実践回数&期間

毎日出来る時に3分実践。

やり方

1.床に座り、あぐらのように楽な姿勢で座りましょう。右手を天井方向にゆっくり伸ばし、右脇を伸ばします。

2.大きく息を吐きながら、体側を長く伸ばし、吐く息で左手を床につけ、身体を左方向に傾けます。目線は、斜め右床におろし、顎を軽く引き、身体を真横に倒します。伸ばした右腕はなるべく曲げずに、右お尻付け根から伸びるイメージで、ゆっくり呼吸を繰り返しましょう。

3.さらに目線をおへそや胸、喉を覗き込むようにし、右腰裏の腎臓辺りを伸ばすイメージでゆっくり呼吸を繰り返しましょう。反対側も同様に動作しましょう。

いかがですか? 目線を使い、呼吸を使い、身体の内側からストレッチ効果を深め、心身ともに健やかな状態を維持してくださいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森 和世)

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