食費を節約するために、スーパーで「まとめ買い」をしている方は少なくないはず。私もかれこれ8年ほど、週1回のまとめ買いでやりくりしています。しかし、まとめ買いだからこそ買いすぎには注意が必要です。今回は、月食費2万円台の予算をキープしている私が、「スーパーで買いだめしないもの」をご紹介します。
鮮度のあるものは、買う量にご注意。保存期間が長くなると新鮮さに欠けるだけでなく、傷んで食べられなくなるケースもあります。
とくに水分量の多い野菜は、きちんと冷蔵庫へ入れたとしても日持ちしません。買いすぎてロスすることのないよう、野菜の買いすぎには気を付けましょう。
ちなみに私は1週間分の食材を買い込んでいますが、生野菜はダメになってしまうので数日分しか買いません。その代わりに、日持ちする乾物や冷凍野菜を使って乗り切っています。
米不足や令和の米騒動により、できるだけ多めにストックしておきたい気持ちは分かります。しかし、お米は精米後すぐに劣化が始まるため、個人的には買いだめをおすすめしません。
買いすぎると食べ切る前に虫がわいて、結局食べられなくなった…となれば本末転倒です。もし買いだめするのなら、品質が変わりにくい「玄米」がおすすめ。
私は農家さんから30kgをまとめて購入し、10kgずつコイン精米機で無洗米にしています。
電子レンジで温めれば食べられる冷凍惣菜は、便利だからこそ買いすぎを避けています。
あるとつい頼ってしまうので、使用頻度が増。たまに使う分にはいいけれど、しょっちゅう冷凍惣菜に頼っていると食費はかさみます。
冷凍品に限らず、チルドでも惣菜もまとめ買いはNG。冷凍餃子を数パック買っておくなど、1食分浮く程度の量にとどめていますよ。
まとめ買いは次の買い出しまで日数があくため、つい不必要な買いだめをしがちですが、食品の期限や日持ちする目安をしっかり確認してから、ロスしない量を購入しましょう。
文/三木ちな