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やっちまった!ティッシュまみれの洗濯物をよみがえらせるベストな方法見〜つけた!

  • 2024年3月10日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員のSです!ポケットティッシュを洋服から出し忘れたまま洗濯機を回してしまった!きっと誰もが経験したことがあるはず。私も先日、人生何度目かの失敗をしたばかりです。発覚したときの絶望感たるや!

そこで、チェックを怠った数時間前の己を呪いつつ、この際どう対処するのが正解なのかを検証してみることにしました。

調べてみると有力そうな解決法は2つ。柔軟剤を使う方法と、スポンジを使う方法です。どのように使うのが正解なのか、どちらがより効果的だったかをレポートしていきますね。

洗濯機で回したティッシュは、なぜこんなにも取れにくいのか?

こぼれた水分を拭き取ったり、鼻をかんだりすることに多く使われるティッシュペーパーは、繊維同士がよく絡み合い、水に濡れても溶けにくい性質があります。

そんなティッシュを洗濯機で回してしまうことで、長い繊維が衣類に複雑に絡み合ってしまうんだとか。

さらに、洗濯機の中で衣類とティッシュが擦れ合うことで静電気を帯びやすくなり、絡んだ繊維が静電気により強固にくっつきます。

この2つの原因のダブルパンチで、あの絶望的な状態になるわけです。

【その1】柔軟剤を使って静電気を除去する!

「ティッシュを洗濯してしまったら柔軟剤を使えばOK」このフレーズを耳にしたことのある方は多いと思います。これは、柔軟剤には静電気を防止する効果があるためです。

私はこれまで、洗濯槽のティッシュを取り除いた後、ティッシュの絡みついた洗濯物を洗濯機に再投入し、柔軟剤だけですすぎ→脱水をしていましたが、効果のほどはイマイチ。

でも今回、より良さそうな方法を発見しました!用意するものは写真のようなバケツと柔軟剤と粘着クリーナーです。さっそくご紹介していきますね。

1、洗濯機から洋服を取り出す

はい、もう見るからに残念なTシャツですね。やっちまった感が満載です。まずは洗濯機からすべての洗濯物を取り出します。

2、水を張ったバケツにTシャツと柔軟剤を入れて10分浸け置き

バケツにTシャツが浸かる程度の水を張り、Tシャツと規定量の柔軟剤を入れたら10分ほど浸け置き。その後、ティッシュが浮いてこなくなるまで水替えをします。私は3回しました。

3、その間に洗濯機の掃除をする

ティッシュを回してしまった場合、洗濯機の掃除も必須です。この作業を怠ると排水管が詰まってしまったり、その後の洗濯物にもティッシュのかすがこびりつき続けたりしますので、しっかりと掃除しておきましょう。

我が家の洗濯機はドラム式なので、ドラム式バージョンでお届けします。

まずは糸くずフィルターから。ここにティッシュが残っていたら取り除きます。その際、排水ホースもついでにチェック。中が詰まっていないか確認し、詰まっていたら、長い棒などで取り除いておきます。

洗濯槽内に残ったティッシュを取り除きます。ドア内側のゴムの裏側に潜んでいることもあるので、ゴム部分は濡れ布巾で入念に。

洗濯物や洗剤は入れず、「洗濯槽洗浄コース」でひと回しします。これで洗濯機の掃除はOK!

4、Tシャツを洗濯機に入れてすすぎ→脱水→乾燥

10分間浸け置いたTシャツがこちら。ティッシュはだいぶ取れていますが・・・

アップにしてみるとまだまだ残念。ここでようやく洗濯機の出番です!

すすぎ1回、脱水自動、乾燥自動に設定し、スタート!さて、残念なTシャツの運命はいかに?

おお!乾燥機から出てきたTシャツ、ティッシュ汚れはほとんどありません。でもよ〜く見ると・・・

ところどころにティッシュの残りかすが。

こいつらは粘着クリーナーで撃退します。

これなら文句なし!無事に洗濯前のTシャツに戻りましたよ♪ この方法、ラクチンかつほぼ完璧にティッシュ汚れが落ちるので感激モノでした。

【その2】スポンジを使って濡れたティッシュを取り除く!

以前、情報番組で紹介されて話題沸騰したらしいこの方法。

食器洗い用スポンジなどのザラザラとした硬い面で、濡れた状態の衣類についたティッシュをやさしく擦り落とすというものらしいです。さっそく検証してみましょう!

用意するものは、層分けされたスポンジ、粘着クリーナー、タオルの3点。

1、洗濯機から洋服を取り出し広げ、スポンジで擦る

使うのは硬くザラザラしている方。この写真の上になっている面です。

広げたTシャツの繊維に沿って、優しくスポンジを滑らせていきます。寄せ集めたティッシュくずが飛び散るので、あらかじめ大きめのタオルなどを下に敷いて養生を。

小さいものはなかなか取りきれない感。しかも、裏も表も生地のすべてにスポンジがけが必要なので時間がかかります。

2、洗濯槽の掃除を済ませたら、すすぎ→脱水→乾燥

先ほど紹介したやり方で洗濯槽を掃除。その後、柔軟剤で浸け置いたときと同様に、すすぎ1回、脱水自動、乾燥自動に設定してスタート!

こちらが乾燥後の状態。柔軟剤の時と比べると、まだまだティッシュのくずがついている印象。コロコロの出番です!

粘着クリーナーをかけるとティッシュのくずは無事に取り除くことができました。

こちらもほぼ元通りになりました!

ちなみにこの方法、スポンジでなくても、野菜用ネットや、目の粗い排水口ネットでも代用できるそうですよ!

【まとめ】よみがえり度、ラクチン度、ともに柔軟剤に軍配!

今回、2通りの方法でTシャツに絡みついたティッシュを撃退してみましたが、筆者的には柔軟剤の圧勝でした。理由は以下の通り。

①バケツに10分浸け置くだけでよいのでラクチン。

②浸け置き中に洗濯槽の掃除ができて時短。

③乾燥後のティッシュの落ち具合の差が歴然!

というわけで、ポケットティッシュをうっかり洗濯機で回してしまったら、一度出し→バケツで柔軟剤浸け置き→洗濯機ですすいで乾燥。この対処法をオススメします。

ちなみにこれはドラム式の対処方法。縦型をお使いの方は、バケツを使わずに洗濯槽の中で浸け置くことができるそうですよ!その際は先に洗濯槽の掃除を済ませてくださいね。

撮影・文/大﨑仁美 ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。

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