彩りがよく、お弁当や普段の食事の副菜としても便利に使えるブロッコリー。基本は茹でてから使う食材ですが、いちいち鍋にお湯を沸かすのは面倒くさい…という人もいるのでは？
そこで今回は、ブロッコリーを電子レンジでおいしく調理する方法をご紹介します。
ブロッコリーはツブツブ部分の花蕾（カライ）がぎっしりつまっているので、中まで見ることはできません。虫、ゴミ、ほこりなどが中に入り込んでいる場合もあるので、調理の前にしっかり洗っておきましょう。
小房に分けた方が隙間の汚れが見やすくなるので、洗う前に小房に分けておいてもOK。
ブロッコリーを小房に分けるときは、花蕾と太い茎の境目あたりを包丁で切っていきます。花蕾をほどよい大きさのかたまりで切り離すようにしてカットしましょう。
残った茎の部分も花蕾と同様に栄養が詰まっているので、残さず茹でて食べましょう。
レンジで加熱する前に、ブロッコリーにひとつまみ程度の塩を振りかけます。振りかけたあとは、塩がムラなく全体に行き渡るように軽く混ぜておきます。
ブロッコリーの表面が乾いているようなら、大さじ１程度の水を回しかけておきましょう。塩分をひかえたい場合は塩を振らなくてもかまいません。
ブロッコリーにふんわりとラップをかけて、電子レンジで加熱します。
加熱時間の目安は、ブロッコリー100gに対して600Wで2分を目安に。お手持ちの電子レンジが500Wなら加熱時間を1.2倍に、700Wなら0.8倍にしてください。
普通サイズのブロッコリーの重さは、およそ150g～250gなので、600Wで3～5分程度で火が通ります。
電子レンジによって差が出る場合があるので、様子を見ながら加熱時間を調整しましょう。
電子レンジ調理には、まず時短になるというメリットがあります。コンロを使用しないため、その分他の調理もできますね。
また、ブロッコリーに含まれるビタミンCは水溶性ビタミンのため、お湯で茹でると失われやすいのです。その点、レンジ加熱の場合は、ビタミンの流出を最小限に抑えられるというメリットもあります。
この記事を参考に、ブロッコリーのレンジ調理を活用してみてくださいね！
まとめ／暮らしニスタ編集部 ※人気記事を再編集して配信しています。
