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本当に暖かい「毛布のかけ方」順番を逆にするだけで変わる!?今夜から実践!

  • 2023年12月12日
  • 暮らしニスタ

冬場はかけ布団に毛布を1枚プラスするのが一般的ですが、寒くて夜中に目が覚めたり、布団が重くて寝苦しく感じたりすることも…涙。快適な眠りのためには、布団の温度と湿度の調整が必要です。そしてその最大のポイントは「毛布のかけ方」にあります。同じ布団や毛布を使っていても、毛布のかけ方であたたかさは大きく変わるんです!

羽毛布団+毛布の場合、毛布の素材によってかける順番が変わる

朝晩寒くなってきましたね。あたたかいお布団で、朝までぐっすり眠れていますか?

かけ布団に羽毛布団を使っている場合、毛布は羽毛布団の上?下?どちらにかけていますか?正しいかけ方は毛布の「素材」によって変わります。

綿やウール、カシミヤなど「天然繊維」の毛布の場合は、羽毛布団の下にかけます。

天然繊維は吸放湿性が高いので、羽毛布団の下で使うと汗を吸ってくれて、快適な状態が保てます。なかでも湿気を熱に変えてくれるウールは、よりあたたかく眠れます。

毛布がアクリルやポリエステルなどの「化学繊維」の場合は、羽毛布団の上にかけるのが正解!天然繊維と違って吸放湿性が低いため、肌に近い部分で使うと湿気がこもってムレやすくなるからです。

そもそも羽毛は体温であたためられることで膨らみ、保温性を発揮します。身体と羽毛布団の間に化学繊維の毛布があると羽毛がじゅうぶんに膨らまず、保温性が落ちてしまうことに。いっぽう羽毛布団の上に毛布をかけると、羽毛布団にたまった熱が逃げるのを防ぐことができ、あたたかさが保てます。

素材に関わらず、毛布は薄手がおすすめ。タオルケットを使っても

羽毛布団の上に厚みのある毛布をかけると、重さで羽毛布団がつぶれてしまうことも。これでは布団のボリュームも減って保温性も低くなり、せっかくの羽毛布団が台無しです。また、身体に直接毛布をかける場合でも、重みで寝苦しく感じることがあります。

羽毛布団の魅力は、あたたかさと軽さ。このよさをしっかり感じるためにも、毛布はなるべく薄手のものを使いましょう。

毛布が厚手で重さが気になるようならば、羽毛布団の上にタオルケットをかけるのも◎。布団内のあたたかい空気を閉じ込め、外の寒い空気が入り込むことをじゅうぶん防げます。

羽毛布団の保温性を高める組み合わせは?

羽毛布団の保温効果をさらに高めたいならば、羽毛布団+化学繊維の毛布+タオルケット、天然繊維の毛布+羽毛布団+タオルケットという順番にかければ、それぞれのよさを最大限に引き出せます。

かけ布団が羽毛布団ではない場合、毛布はかけ布団の下に

化学繊維や綿でできた布団を使っている場合、羽毛布団と比べると保温性に劣るので、毛布はかけ布団の下にかけましょう。できれば吸放湿性の高い天然繊維の毛布がおすすめですが、綿毛布は保温効果が低めです。ウールやシルク、カシミアなどの毛布を使うとあたたかく快適に眠れます。

このように、かけ布団と毛布の保温性を高める使い方は、使用しているかけ布団と毛布の素材によって異なります。自分が使っているものの素材を改めてチェックして、最も効果的な順番でかけるようにしましょう。羽毛布団の場合はタオルケットの併用もアリです。適切な使い方で、朝まであたたかく快適に眠りたいですね。

写真・文/石野祐子

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