こんにちは!家事コツ研究員のOです。一年中使う野菜のひとつにじゃがいもがありますが、その皮をみなさんはどうしていますか?えっ、むいた皮はそのまま捨ててる!?それはあまりにももったいない!!
実は捨てる前に皮がいい仕事をしてくれるんです。これを知ったら、今までなんですぐに捨ててしまっていたんだろうと後悔すること間違いなしですよ。今回は「じゃがいもの皮」で家じゅうをピカピカにする方法3つをご紹介します。
最初に紹介するのは、じゃがいもの皮×シンクでの活用法です。じゃがいもの皮はキッチンでむくことがほとんどですよね。それならむいた皮を捨ててしまう前に、そのままシンクも掃除しちゃいませんか?
お見せするのも恥ずかしいくらい、シンクが汚れていますね…。こんな汚れもキレイになるんでしょうか?
①まずシンクにぬるま湯をかけてあらかじめ濡らしておくようにします。その方が汚れも落ちやすくなりますよ。
②次にじゃがいもの皮の内側、白い部分でシンクを磨きます。
この時、皮の方で磨くとシンクに傷をつけてしまう可能性があるので、必ず白い方で!ただ、白い部分で磨くときにも、ゴシゴシせずになでるようにやさしく磨きましょう。
皮で磨いたあとはこんな感じに。
磨いているとぬるっとした感触がしてきました。この正体はじゃがいもに含まれる「サポニン」という成分で、これがせっけんのような働きをしてくれるんだとか。
このサポニンはじゃがいもの皮にもたくさん残っているので掃除に使えるんですね!ちなみにサポニンは人間の体にも害はないとのことなのでご安心を。
③シンクを磨き終わったら、再度ぬるま湯できれいに洗い流します。ぬるぬるがなくなるまでしっかり流しましょう。
④最後にいらない布やキッチンペーパーで水分をふき取れば完了です!
どうですか、この美しさ!!
シンクについていた汚れはもちろんのこと、全体がコーティングされたかのようにピカピカに光り、我ながらうっとりしてしまうほど☆
これ、じゃがいもの皮だけで掃除したとは思えないですよね。恐るべし、じゃがいもの皮パワー!
次はじゃがいもの皮×コップです。
透明のガラスコップって、使えば使うほど曇ってきて、透明感がなくなってきたりしませんか?
そんなコップに再び透明感を出したいときにもじゃがいもの皮が使えます!
①ぬるま湯で濡らしたコップを、じゃがいもの皮の白い部分でやさしく磨きます。
ここでも例のぬるぬるが出てきましたよ。
②あとはぬるま湯で洗い流し、ふきんなどで水分をふき取ればOK。
じゃがいもの皮で磨いたコップがこちら。
長年使い続けているコップなので、ついてしまった傷はそのまま残っていますが、曇りが少し取れて、全体的に明るくなり、透明感が出たと思いませんか?
やっぱりコップは透明感があるもので飲む方がよりおいしく感じますね♪
最後に紹介するのは、じゃがいもの皮×お風呂場の鏡です。
お風呂場の鏡って、毎日掃除しているつもりでも、気が付いたら水垢がついていたり、なんとなくどんより曇ってしまっていたりするんですよね。
そんなときにもじゃがいもの皮の出番です。
①鏡全体をぬるま湯で濡らしたあと、じゃがいもの皮の白い部分で、やさしく磨きます。
あのぬるぬるが出てきたら、もうきれいになる予感しかありません♪
②ぬるぬるを洗い流すように、鏡全体にぬるま湯をかけ、タオルなどで水分をふき取れば完了です。
ぬるま湯で洗い流した直後の鏡は、シンクのとき同様に、まるでコーティングされたかのようになり、くっきりはっきり見えるようになりました。
この変わりようは自分でも「あれ、じゃがいもの皮で磨いただけだよね?」と疑ってしまうほど。もうこの美しさを求めて、たびたびじゃがいも料理を作ってしまいそうです(笑)
料理にじゃがいもを使うときは、気にせず皮をむいた瞬間から捨ててしまっていたので、今回3つのじゃがいもの皮パワーを知って、「今までなんてもったいないことをしていたんだ…」と悔やんでしまいました。
もうこれからは、じゃがいも料理の日=掃除の日で決まりですね!
取材・文/JUNKO ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。