赤ちゃんの肌を清潔に保つためのベビーパウダー。肌荒れやあせもから肌を守るために使うアイテムですが、実は大人の日常生活においても役立つ場面があります。
肌トラブルを防ぐために活用するのはもちろん、まさかの家事やお出かけ時にもお役立ち!今回は、ベビーパウダーの意外な活用法を5つ詳しくご紹介します。
襟汚れ防止にベビーパウダーが活躍。ベビーパウダーは吸油性に優れているため、襟に薄く塗布することで皮脂の吸収を助け、汚れの予防に役立ちます。
使い方はとっても簡単で、朝の身支度の際に襟にさっと振りかけて馴染ませるだけ。一日中清潔な状態をキープ&洗濯時も汚れを落としやすくしてくれます。季節問わず悩まされるシャツの黄ばみ。こんな簡単に軽減できるのであれば、やっておいて損はないですよね!
また白色のスニーカーの汚れ防止にもお役立ち。布地などのパウダーが馴染む生地であれば、シャツ、靴、さまざまなものに活用できますよ。ただし、白色でないとベビーパウダーが目立ってしまうので要注意です。
よく使うバッグやジャケット、デニムなどのファスナーは、使い続けるうちに摩擦で硬くなりがちですよね。硬くなったファスナーは、開閉がスムーズでなくなり、日常の小さなストレスポイントとなることも…。しかし、そんな時にもベビーパウダーが簡単に解決してくれます!
ファスナーが硬くなる主な原因は、金属部分に溜まった汚れや、摩擦による微細な損傷。ベビーパウダーをファスナーの歯に軽く振りかけ、ファスナーをゆっくりと上下に動かして粉を馴染ませることで滑りが改善されます。ベビーパウダーが潤滑剤のように機能し、摩擦を軽減してくれるためです。
硬くなったファスナーを無理に引っ張ると、ファスナー自体の破損や、衣服やバッグの生地を傷める原因にもなりかねません。一時的な対応ではありますが、効果は抜群です!
ちなみにベビーパウダー以外では、ロウソクやえんぴつを使って滑りを改善するという方法もあります。
日中の活動で意外と皮脂や汗によるベタつきが生じやすい髪の毛。特に前髪や頭皮が触れる部分は、おでこに密着しやすく、見た目もイマイチになってしまいます。くしでとかしても束感が戻らない……そんなときにベビーパウダーが活躍です。
髪の根元に少量をつけて軽くとかすだけで、余分な皮脂を吸収し、サラサラとした清潔感のあるヘアスタイルに元通り。日中のリフレッシュにはもちろん、朝のスタイリング時に活用するのもおすすめです。
なお、ベビーパウダーは粉飛びしにくい固形タイプもあるので、バッグの中に一つ忍ばせておくと安心。使用する際はパウダーが舞い上がらないように注意しましょう。
デリケートなネックレスやブレスレットのチェーンは、絡まると解くのが非常に難しく、無理に扱うと壊れてしまうリスクも伴います。
こんな時は、ベビーパウダーを絡まったチェーンに振りかければ解決。ベビーパウダーがチェーンに均等に行き渡るように、軽くたたいてなじませたら、ピンセットや細い針を使って慎重に絡まりを解いていきます。絡まりが解消されたら、柔らかい布で優しく拭き取り、余分なベビーパウダーを取り除いて完了!
ベビーパウダーを使うことで、微細な粉末がチェーン同士の摩擦を軽減&金属表面のクッションの役割を果たし、チェーンを傷めることなく、絡まりを解消できます。
なお、ネックレスを保管する時は、ストローを使って個別に保管するのもおすすめ。すこし手間はかかりますが絡まりを防げます!
優れた吸湿性があるベビーパウダー。この特性を利用すればソファやカーペットのお掃除にも活用できます。
使用方法はとってもシンプル。ベビーパウダーをソファやカーペットの表面に薄く均一に振りかけ、しばらく放置して馴染ませます。馴染ませた後は、掃除機でベビーパウダーを吸い取って完了。ベビーパウダーを使うことで、ファブリックの繊維に潜んでいた汚れやニオイも一緒に取り除けます。
ソファやカーペット以外では、革製品、毛皮製品などのお掃除に活用する方法もありますよ。大きめのビニールに、ファーとベビーパウダーを入れて、ベビーパウダーがファー全体にまわるように振ってお掃除。全体にふりかかったら、しばらく放置してからブラッシングして完了!
掃除しづらかったり、水に塗らせないものをドライクリーニングできるのは魅力的ですよね。ただし、先述した通り、作業する際はベビーパウダーを吸い込まないように十分注意してください。
家事や外出時にも役立つ万能アイテム、ベビーパウダー。今回ご紹介した方法以外にも「日焼け止めのベタつき解消に使用する」「滑りを良くして靴ずれ防止に活用する」など、さまざまな使い道があります。ワンコインで購入できる商品も多く、ドラッグストア等で手軽に入手できるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。