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ゆうたろうさん「洋服が好き。だからそこは人様より力を入れなければいけないなと」|衣食住は生活と仕事の軸!〈前編〉

  • 2023年10月31日
  • 暮らしニスタ

現役のアパレルショップ店員でありながら、役者としてドラマ、映画、舞台で活躍するゆうたろうさん。"かわいすぎる美少年モデル"として芸能界デビューしてから8年、今年25歳を迎えました。アラサーに突入したゆうたろうさんはどんな暮らしを送っているのでしょうか。暮らしニスタならではのお話しをたっぷり伺いました。

衣食住の〈衣〉が一番大事。洋服は自分にとっての価値だと思っています

――17歳で上京してから一人暮らし歴が長いゆうたろうさん。日々の暮らしで意識していることはありますか?

衣食住は自分の生活の軸になっていて、それが仕事に繋がっているところもあります。そこにはお金だったり時間だったりを惜しまないようにしていて、特に〈衣〉は自分の好きなものでもあるし、一番仕事に通ずる部分で自分との共通点があります。

僕は基本的に衣装は自分で選んでいて、そのために衣装用の買い出しをして、妥協がないようにしたいと思っています。今日の洋服はこんな感じだったけど次はこんな風にイメージを変えてやろうなど、自己プロデュースにも繋がっていますし、SNSの投稿もそうですけど、〈衣〉の部分は人様よりも力を入れなければと思っています。

――25歳になって洋服選びに変化はありましたか?

良くも悪くも飽きられないようにというか。最初は古着屋のスタッフというのもあって、今もショップ店員ですけど、原宿っぽいかわいらしい洋服を着ていました。今は25歳になって、ちゃんと年齢は重なるな、重ねているなと思っていて(笑)。裏切りたい部分もありますけど、でも"大人になったからこのアイテムを着れる"というのはありますよね。

例えば、10代のときはピンク色をかわいく着たかったのが、25歳の今はピンク色をかっこよく着たい。大人になったからこそのアイテム選び、そういうのを提案したいと思っています。

―ー今日の衣装もゆうたろうさんセレクト!くすんだピンク色のニットが大人っぽくて素敵です。

FREAK'S STOREさんとのコラボで秋服を作らせていただきました。

今までは薄い色を合わせたり、世の中が思うピンクのイメージだったりを自分でもピンク色として捉えていてファッションに落とし込んでいたんですけど、年齢を重ねていくと、今日のニットのような暗めトーンの大人っぽいピンクも素敵だと思うようになりました。

はっきりしている色味が好きだったので以前はこういう深みのある色は選ばなかったし、あまり似合う色ではないしと思っていたけど、「こういう選択肢もアリ。こんな自分もアリだな」って思うようになりました。

10代の頃は、"世間に求められているゆうたろうでいなきゃいけない"と思っていたところもあります。分かりやすいキャラクター付けな感じで、でも僕はそれはそれで嫌ではないし、それも自分だしと捉えていました。

でも、役者の仕事を始めてスタイリストさんという衣装を選んでくれる専属の方に出会いました。今までだったら絶対に選ばなかった洋服でも、こういうのも似合うんだなとか、ビッグサイズが好みだったけど身体のラインが出るものも意外とイケるなとか、それは自分の中で可能性が広がった瞬間で、このスタイリストさんに任せてよかったなと思います。

正直、洋服なんて別に着られればなんでもいいんですけど、そこにこだわるのが他の方とは違う自分の価値だと思っています。「ここだったら自分がフィールドに立てる」部分が洋服だったりするので、現役でショップ店員を続けているのはその理由からです。

好きだから続けられていることではありますが、もっともっと可能性を広げていきたいし、新しい自分を垣間見る時間がすごく楽しい!25歳になっても新鮮な気持ちを忘れずにいたいですね。

ゆうたろう●1998年生まれ、広島県出身。中学卒業後、アパレルショップ「サントニブンノイチ」大阪本店で働き始める。2016年に"かわいすぎる美少年"モデルとして芸能界デビュー。その後は役者として精力的に活動し、映画化もされた『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』や、『来世ではちゃんとします』『全ラ飯』『なれの果ての僕ら』など話題のドラマに出演。2022年公開の映画『僕らはみーんな生きている』では主演を務めた。2023年11月19日(日)・23日(木・祝)にはトレインライドシアター『このレールはドラマチック』に出演予定。

撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/山下光理 取材・文/片桐理恵(暮らしニスタ編集部)

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