秋の運動会シーズン到来。子どもたちの頑張りを応援するために、何かお弁当で元気づけられるものを作りたいですよね。そんなときにぴったりなのが「ウインナーの飾り切り」です。ひと手間加えるだけで、楽しいお弁当に早変わり!とっても簡単に作れるので、もちろん普段のお弁当にもおすすめです。
簡単な飾り切りといいつつ、いろいろ細かな切り方をして結局難しいのでは?と思っている人もいると思いますが、まず最初に紹介する「いもむし」はまっすぐ切るだけ。今回紹介する4つの中で一番簡単な飾り切りです。
①頭となる部分を1cmくらい切り分けます。
②つまようじを2本置き、その上に残った体部分を置き、3mmくらいの間隔で切り込みを入れます。つまようじは切り落とさないためのストッパーの役割をしてくれますよ。
③1分間ほどウインナーを茹でます。
茹でると体が丸まって、かなりいもむしっぽい感じになりました。
④頭部分に黒ごまとのりで目と口をつけます。最後にスパゲッティで頭と体を固定すれば出来上がり!
【完成】
初めて作ってみましたが、何も難しいところはなく、3分ほどで作れましたよ。正直なところ本物のいもむしは苦手なのですが、このいもむしなら愛着さえ感じてしまいました(笑)
続いては、定番のたこかと思いきや、いつも以上に気合が入ったたこです。
①長さに対し、2/3くらいまで縦に切り込みを入れます。
②ウインナーをくるっと回転させ、同じように切り込みを入れ、計8本の足を作ります。
もし包丁で切りにくければ調理用はさみを使ってもいいですよ。
③②のウインナーを熱したフライパンで焼きます。
加熱されたことで、どんどん足が開いてくる姿がなんとも言えません。足が完全に開いたら取り皿に取ります。これでたこウインナーができました。
④続いてハチマキ部分を作ります。きゅうりを薄く輪切りにし中をくり抜けば、ハチマキの出来上がり。
きゅうりの太い部分をハチマキにしてしまうとウインナーにひっかからない可能性があるので、きゅうりの端の方を使いましょう。
⑤④のハチマキを③のたこウインナーの頭の上に乗せ、黒ごまで目をつけます。
【完成】
キリリとした顔つきでハチマキがよく似合ったたこウインナーが出来上がりました。こいつがお弁当の中から応援してくれたら、パワーがもらえそうですよね。
続いては、花びらがぱっと開いた感じがかわいい「たんぽぽ」を作ってみます。
①ウインナーを真ん中で切ります。
②次に、写真のように大小2つの円状に切り込みを入れます。
大小2つの大きさのストローなどがあれば簡単に切り込みを入れられるのですが、あいにく我が家にはなかったので、包丁で切り込みを入れました。でも意外ときれいに2重円になりましたよ。
③②にさらに放射線状に切り込みを入れます。
かなり細かく切り込みが入るのでウインナーの身部分が崩れやすくなります。ここは少し慎重に切り込みを入れるようにしましょう。
そして最後に、熱したフライパンで焼きます。
【完成】
切り込みを入れただけでたんぽぽが出来上がりました!よりたんぽぽらしく作るためには、花びらである切り口部分をしっかり焼いて、焼き目をつける&切り目を開かせるのがポイントです。
お弁当にこのたんぽぽが入っているだけで、ぱっと華やかになりますよ。
ウインナー飾り切り最後は、子どもたちに人気の動物「うさぎ」を作ってみます。あのウインナーの形からどうやってうさぎができるのでしょうか!?
①ウインナーをそのままの形で1分ほどゆで、斜め切りにしながらウインナーを半分にします。
②①の2つそれぞれから斜め薄切りにして、2枚を切り取ります。これを見ても全くうさぎの姿は想像できません><。
③②の大きく残っている方に切り込みを入れます。実はこれがうさぎの頭になります。
④薄切りにした2枚には、V字型に切り込みを入れます。もうお分かりですか?そう、これがうさぎの耳になるんです!
⑤最後に③の切り込みに④の耳部分を差し込み、黒ごまで目をつければ完成!
なるほど、こうやってパーツを組み合わせるんですね!
【完成】
ちょこんとした姿が愛らしいうさぎが出来ました。
若干ねずみに見えなくもないですが、そこはご愛嬌。こんなコたちがお弁当から顔をのぞかせていたら、かわいすぎて逆に食べられないかも!?ちなみに耳の長さを変えれば犬やブタにも変身できますよ。
飾り切りというと難しいイメージだったかもしれませんが、今回紹介したものはすべて5分もかからずに作れました。
ウインナーが入っているだけでもちろん子どもは大喜びなんですが、こんなウインナーが入っていたらさらにテンションが上がるはず!飾り切りウインナーで応援する気持ちを伝えてみませんか?
取材・文/JUNKO ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。