今回の読めそうで読めない漢字クイズは「甘蕉」。とても身近な物の名前ですが、読み方を知っていますか?「かんしょう」も正解ですが、もうひとつ読み方があるんです。わかりますか?
「甘い」に「蕉」。
「蕉」とは「芭蕉」のことで、バショウ科の植物のことや、俳人の松尾芭蕉のこと。
この言葉、漢字の通り「甘」い「植物」…食べ物を表しています。
ヒントは、栄養満点で朝食やおやつによく食べられるのはもちろん、スポーツの際の栄養補給としても有名です。
お猿さんの大好物といわれている…そう、アレです!
「甘蕉」は中国でのバナナの呼び名で、それが日本に伝わったと言われています。他に「芭蕉」や「実芭蕉」と表記されますが、いずれも見た目が植物の芭蕉に似ていることから「蕉」の漢字が使われているとのこと。
ちなみにスーパーで売っているバナナは、値段が高い方が甘くて美味しいのだとか。栄養満点のバナナを食べて、残暑を乗り切りましょう!
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)