100均を調査し、掘り出し物を見つける企画「100均パトロール」。今回のアイテムは、マカロンのような丸い物体です。カラフルなところもマカロンっぽい?大小の2個セットになっています。
素材は、ふにゃっと柔らかいシリコーンゴム。裏側には切れ目があり、中身は空洞です。中に何かが入りそうですよね。
ヒント①キッチンで使用するアイテムです
ヒント②「もったいない」を減らし、【○○○ロス対策】に活躍します
野菜の切り口にかぶせて使うキャップでした!
使いかけの野菜は傷みやすいもの。
そのうち使おうと思いつつ、気づいたら変色したりシナシナになっていたり。放置時間が長くなると劣化が進み、廃棄を迫れることも……。
「野菜シリコーンキャップ」は切り口から進む乾燥や劣化を防ぎ、鮮度を保ってくれるアイテムです。野菜が長持ちするので、フードロス対策に手軽に取り組めますよ。
ラップと違って洗って何度も使用でき、毎回捨てる罪悪感もありません。環境にも家計にも優しい便利なアイテムですね。
説明どおりに野菜にかぶせようとするも、滑ってうまく装着できない……!
不器用さにゲンナリしながら色々と試したところ、スムーズにかぶせられるコツを発見しました。
①キャップを裏返しにします。
②裏返したキャップの底を野菜の切り口にあて、片手で固定します。
③反対側の手でキャップの出っ張った部分を引っ張り、野菜にかぶせます。
④かぶせた出っ張りをおさえながら、ぐるりと野菜にかぶせていきます。
きれいにかぶせることができました!
ピタッと密着し、保存中に外れる心配もありません。慣れるとラップよりも早く使えますよ。
本当に鮮度が長持ちするのか、実験してみました。大根を半分に切り、片方はそのまま、もう片方はキャップを装着して野菜室で保存することに。
5日後の状態は……?
左側はキャップ未使用、右側はキャップを使用した大根です。未使用の方はすぼんでいるし、少し黄色くなっていますよね。
アップにすると、違いがはっきりわかります。
キャップ未使用の大根は、外側から変色が始まっています。乾燥も進んで、筋も目立っていますよね。
一方、キャップを使用した大根は白色をキープ。筋も目立たず、劣化が食い止められています。
5日も経っているので「みずみずしいまま」とはいかないけれど、かなり優秀。こんなに効果があるなら、もっと早く出会いたかった!
商品情報:野菜シリコンキャップ 110円(税込)
写真・文/小町ねず ※暮らしニスタの人気記事を再編集して掲載しています。