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捨てるなんてもったいない!緑茶の茶がらが便利すぎ♪【意外な活用術】

  • 2022年6月12日
  • 暮らしニスタ

こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。

新茶の季節になりましたね!その年の最初に出た新芽で作った新茶は、栄養価が高く、味も香りもみずみずしく爽やか。

購入できるのは7月いっぱいくらいなので、今のうちに楽しんでおきたいところです。

緑茶を飲んだあとは「茶がら(出がらし)」を再利用し、捨てる前にもうひと働きさせちゃいましょう!今回は緑茶の茶がらの活用法を3つご紹介します。

活用法①キッチン周りの掃除・除菌に

緑茶に含まれる「カテキン」には抗菌・殺菌効果があるため、キッチン周りの掃除にうってつけ。緑茶成分を配合した市販洗剤も多くありますが、茶がらでダイレクトに掃除しよう!というものです。

だしパックやダスターなど、茶がらを丈夫な素材で包んだら準備完了!ティーバッグなら、そのまま掃除スタートです。

シンクや蛇口などをふきふき。カテキンには油を落とす効果もあるので、調理後の油汚れもなんのその。

軽く押して緑茶成分を出しながら掃除をするのがコツです。

使い古しのストッキングがあれば、さらに汚れ落とし効果がアップ!↓

ストッキングは繊維が細かいため、これに茶がらを入れたらよりピカピカに仕上がりますよ。

茶がらは洗剤と違って手荒れの心配がないのが嬉しいポイント。素手での掃除もへっちゃらです。

泡立ちやぬめりがなく、洗い流しも楽ちん!緑茶の香りに包まれながら、ささっとお掃除終了です。

活用法②魚焼きグリルやまな板のニオイ落としに

魚を調理した後のニオイも、カテキンの消臭効果を利用すれば、爽やかに消臭することができます。

使用後の魚焼きグリルに、茶がらをセット。しばらく放置すれば、魚のニオイを抑えてくれます。

魚焼きグリルを洗った後にアルミホイルに茶がらをのせ、弱火にかけてもOK。キッチンに緑茶の香りが広がり、空間の消臭までしてくれます。うーん、いい香り!

魚を調理した後のまな板に使うのもおすすめです。まな板に茶がらを振りかけたら、ゴシゴシこすります。

スポンジを使ってもいいけれど、筆者は手で直接こすっています。まな板の消臭・殺菌ができる上に手の消臭もできて、いいこと尽くめ!

玉ねぎやにんにくのニオイにも効果を発揮してくれますよ。

掃除後の茶がらは生ごみにふりかけて捨てると、生ごみのニオイ消しにも!最後の最後まで活躍してくれます。

活用法③料理に「ちょい足し」して食べる

緑茶には栄養が豊富に含まれていますが、ビタミンA、ビタミンE、不溶性の食物繊維などは水に溶けずに茶がらに残ったままなのだとか。これは食べずに捨てるなんてもったいない!

特に新茶は柔らかく苦味が少ないので、食べるにはベスト!いつもの料理にちょい足ししちゃいましょう。

今回作ったのは、暑い日にさっぱり食べられる「茶がら入りマリネ」。

いつものマリネ液に、水気を切った茶がらを混ぜただけ。生ハム、水菜、玉ねぎにかけたら完成です。(マリネ液の材料……茶がら適量、オリーブオイル大さじ2、白ワインビネガー大さじ1、砂糖小さじ1、塩とこしょう少々)

今回は茶葉が細かい「深蒸し茶」を使ったのでそのまま混ぜましたが、茶葉が大きいときは包丁で刻んでくださいね。

口に入れると、緑茶のさわやかな風味がふんわり!茶葉の筋っぽさはなく、苦みや渋味もありません。この穏やかな風味は、新茶ならではですね。

筆者はいつも二煎淹れた後の茶がらを使っていますが、一煎だけ淹れた茶がらだと、より力強い風味が感じられます。

その他、チャーハンに入れたり、納豆に混ぜたりと、普段の料理に足すと優しい緑茶の風合いが楽しめます。パセリや大葉のような感覚で、パラッと気軽に使ってくださいね。

注意:茶がらは水分を含むため、傷みやすくなっています。すぐに調理して食べてください。すぐに使わないときは、電子レンジで乾燥しておくと便利ですよ。

茶がらの嬉しい効果を最後まで楽しむ!

茶がらには天然の抗菌・殺菌効果や消臭効果があり、栄養もたっぷり。掃除に使ったり食べたりでき、そのまま捨てるなんて選択肢はありません!

今は新茶が入手できる絶好のタイミング。緑茶も茶がらも、フルに楽しみましょう!

写真・文/小町ねず

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