こんにちは。家事コツ研究員のAikoです。
ペットボトル空き容器の活用法、暮らしニスタでもこれまでたくさん紹介してきましたが、今回使うのはペットボトルの “じゃないほう”です!
ペットボトルの容器、じゃなくて「ラベル」が今回の主役。通常、ペットボトルのラベルといえばミシン目からピリピリとはがし、プラごみとしてポイされる存在…。
でも、改めて見ると、オシャレなデザインや可愛いイラストのラベルってけっこう多い。きれいなのに捨てちゃうのはもったいない!
ペラペラの「ラベル」そのままじゃないですよ。頑丈で、おしゃれな「しおり」に生まれ変わります!
作り方はちょっと理科の実験チック。といっても、ぜんぜん難しくないので一緒に見てきましょう。
ペットボトルのラベルをはがしたら、ハサミで好きな形に切ります。ラベルのデザインを活かしつつ、長方形でもいいし、イラストを切り抜いてもOK。自分好みにアレンジしてください。
ボウルに熱湯を入れ、菜箸でラベルをつまみ、お湯で「しゃぶしゃぶ」します。
※熱いので気をつけてください。
すると…ラベルが熱でギュッと縮み、硬めの板状になります。
縮んだラベルをアイロンで平らに伸ばします。ラベルの上にあて布をして、中低温に熱したアイロンをあて、シワや歪みを取ります。
※アイロンをするときは、必ず「あて布」をしましょう。ラベルが熱で溶けてしまいます。
ラベルの周囲をハサミで切って微調整しながら形に整えます。
穴あけパンチで穴を開けます。
穴にリボンを通して結べば…「しおり」の完成です!
コーヒーやジャスミンティなど、いろいろなペットボトルのラベルで「しおり」を作ってみました。ロゴを活かしたり、イラストを活かしたり、リボンにしたり、ヒモにしたり、バリエーションは無限♪
最近は人気アニメやK-POPアイドルとコラボした限定ボトルが多いですよね。苦労して手に入れた“推し”ラベルの保存法としてもおすすめ。「しおり」にすれば、本や手帳にはさんで毎日一緒にお出かけできます♡
お湯の温度やラベルの種類によって収縮率が違います。いろいろな種類のラベルで試してみてください。特に推しのラベルは失敗してしまったら取り返しがつかないので慎重に!!同じ素材のラベルで何度か練習してから本番に臨みましょう。
「ペラペラに薄いラベル」+「熱すぎるお湯」の組み合わせのときに、ラベルがグニャグニャになって失敗しやすいです。逆に、少し冷めたお湯を使うとラベルの縮みが悪くなります。
お湯でラベルが縮まないものもあります。コーラや炭酸飲料などのラベルで、帯状になって接着剤で留められているタイプは熱湯でも縮まず、「しおり」ができませんでした。
これまではすぐに捨てていたペットボトルの「ラベル」が「しおり」という新たな生命を吹き込むことができました。
好きなラベルを集めて家族で工作を楽しむのもいいですね。アイロンと熱湯を使うので火傷にはくれぐれも気をつけてください!
文/Aiko