こんにちは。家事コツ研究員の石神りぴです!
キッチンの排水口に溜まるゴミをキャッチしてくれる「排水口ネット」。筆者はストッキングタイプを愛用していますが、実はこの排水口ネット、ゴミをキャッチする以外にも使い方があることはご存知でしたか?
今回は筆者が利用している、排水口ネットの「意外な使い道」を3つご紹介します。
筆者は一人暮らしをしているのですが、一人分の野菜を洗うときにわざわざ水切りボウルを使うのが面倒に感じてしまいます。洗い物が一つ増えてしまいますからね…。
そんなときに便利なのが排水口ネット。深底タイプなら一人分程度の野菜はスッポリ入ります!
では使い方を説明しますね!今回洗うのはもやし。
間違えて洗わずに使えるものを買ってしまったのですが…その点はご容赦ください!
もやしを水切りボウルで洗うと、先の細い部分が網目に詰まってしまい、意外と洗い物に手間がかかるんです。そんなときは排水口ネットの出番!
まず最初に、排水口ネットをキレイに水洗いします。そしてネットの中に使いたい分だけもやしを入れます。
あとは排水口ネットを動かしながら水道水をかけるだけ!ネットを裏返すようにしてもやしを取り出したら調理しましょう。これで洗い物が一つ減ります。
もやし以外にも、インゲンやオクラ、ミニトマト、スナップエンドウなど小さめの野菜なら排水口ネットを使って水洗いしたほうが楽チンです。
水切りネットの網目よりも小さいサイズの食材を洗うとき、みなさんはどうしていますか?筆者は今までボウルに入れて水洗いをして、アク取り用のおたまで食材をすくっていたのですが…正直、とても面倒。
無理やり水切りボウルを使うと、網目から食材がこぼれ落ちてもったいない思いをしてしまいます。このようなときにも排水口ネットが便利です!今回はキヌアで説明しますね。
キヌアはスーパーフードの一つとして有名で、筆者は毎日サラダに入れて食べています。
このように、とても小さい粒なので水切りボウルでは洗えません…。
そこで排水口ネットの出番。ネットの中に使いたい分だけキヌアを入れます。
そして、排水口ネットの上から水をかけてもみ洗いすればOKです。もやしと同じようにネットを裏返すようにしてキヌアを取り出しますが、飛び散りやすいのでそっと優しく動かしましょう。キヌアのほかにヒエやアワなどを洗うときにも使えますよ!
スパ銭へ行くときに、自分で洗顔料やボディソープを持っていく場合、小さめのポーチなどに入れていきますよね。筆者はメッシュタイプやクリアケースなどいろいろなポーチを使ってきましたが、水に濡れてしまうので、使用後に乾かすのが手間だなと感じていました。
そこで排水口ネットを使ってみたところ…めちゃくちゃ便利!1時間ぐらい置いておけば乾きますし、使い捨てのように利用できて衛生的です(後述しますが、使用したネットは本来の用途で再利用します)。
では使い方を説明しますね!
筆者はもともとこのような半透明のビニールポーチを使っていました。水を弾いてくれるので外側は軽く拭けば良いですが、中に入った水は1日干しておいてもなかなか乾いてくれません。
そこでポーチをやめて排水口ネットに入れる方法に変えてみました。伸縮性のある素材でできているので、化粧水・乳液・クレンジング・洗顔・髪ゴム・ブラシを入れても余裕です。
お風呂に入るときは化粧水などを抜いてこの3点だけにします。お風呂から上がったら、タオルに包んで持ち帰りましょう。
家に帰り、中身を取り出してからキッチンペーパーの上などで干しておけば1時間ほどで水滴は乾きますよ。使用後のネットは乾かして排水口ネットとして再利用します。
排水口ネット以外の用途で使うときの注意点はこの3点!1、 衛生面を考えて、食品を入れる際には使用前に排水口ネットをしっかり洗う
2、ストッキング・深底タイプのほうが使いやすい
3、排水口ネットとして再利用する前に破れていないか確認する
排水口ネットは少し工夫をすれば、今回ご紹介した方法のようにさまざまな使い道があります。「便利!」「使える!」と感じた方法があれば、ぜひ今後に役立ててくださいね。
文・写真/石神りぴ