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災害時レシピ「水漬けパスタ」を試してみた!光熱費の節約になる?おいしいの?

  • 2021年3月27日
  • 暮らしニスタ

こんにちは。家事コツ研究員Yです。

東日本大震災から10年が経ちました。あの時、小さかった子どもたちも、もう中学生や高校生。少しずつ災害の記憶も薄れてきています。
しかし、日本は災害大国。最近また東北で震度6クラスの地震がありましたし、近年は豪雨や台風の被害も多いですよね。

災害時の停電が話題になりますが、実は電気よりもガス・水道のほうが長く止まるとも聞きます。

そこで、「ガスや水の節約になる」と一部で話題になっている「水漬けパスタ」を作ってみることに。
一時期、注目されていた警視庁警備部災害対策課のツイッターに投稿された方法を試してみることにしました。
この投稿を見るとなかなかおいしそうですが、果たして!?

評価が分かれる水漬けパスタ。おいしく作るコツは!?

実は以前から水漬けパスタに興味は持っていたY。でも、中には「マズい」という口コミもあり、ちょっと懐疑的でした。よくよく調べてみると、どうも水に漬ける時間が短すぎると失敗することが多いようです。

警視庁のツイッターでも「4時間漬けた」と書いてありました。そこで、午前中から仕込みをして、4時間後の昼食に食べられるようにしてみました。

パスタの長さが収まる保存容器やバットがないので、バキッと半分に折って入れました。
これでも大丈夫とのこと。

試した日がたまたま最高気温18度とかなり暖かかったので、念のため冷蔵庫に入れました。
災害時は冷蔵庫も稼働していないかもしれませんが……ここは妥協。冬場だったら常温でもよさそうです。

※夏場の災害時にエアコンが入っていない部屋で長時間食品を水に漬けることは避けてください。

4時間経ちました。いい具合にモチモチしているみたいです。ただ、ハリもコシもなく、ぐんにゃりしているので、やや不安。

ざるにあけてみました。生パスタに近い感触ですね。でも、このまま茹でないで調理して、本当に大丈夫!?

不安になりながらも、そのまま炒めた具材の中に投入し、いつも通りの作り方でナポリタンを作ってみました。
生っぽいところがなくなって火がしっかり入るまで炒めたほうがよさそう(パスタの色が変わっていくのでそれを目安にしてください)。といっても、炒める時間は1~2分ほど。

出来上がり!

さっそく食べてみました♪

あれ?おいしい! モチモチしていて、ケチャップや具材の絡みもいい感じです。

小学生の子どもも「いつもと変わらない」とパクパク食べていました。
個人的には、むしろいつものパスタよりもっちり弾力があっておいしく感じました。特に生パスタ好きなら、こっちのほうが好みかも!?

鍋いっぱいのお湯を沸かす必要もありませんし、ガス代の節約にもなりますよね。

災害でガスが止まり、カセットコンロしか使えないようなときにも、これだったらできるかも! 
具材はまな板を洗えなかったら、キッチンばさみでチョキチョキ切ればOK。

※カセットコンロはコンロ全体を覆うような大きなフライパンを使うと事故につながってしまう危険があるので、その点だけは気を付けてください。

普段から備えておくのが大事かも!?

とにかく、お鍋いっぱいにお湯を沸かさなくていいのがラク。災害時でなくても、ライフハックとしてなかなか有効だと思いました。

また、災害時はなにかとパニックになりがちですが、それでも食事の用意をしなければいけないのが主婦。災害を意識したメニューをマスターすることで、少しパニックが減るかなと思います。

これからも、余裕がある時に、おいしい災害メニューに挑戦してみたいと思います!

参考:警視庁警備部災害対策課ツイッター

撮影・文/吉田直子

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