エアープランツまたはチランジアは、パイナップルのような葉を持つ植物です。
育てやすいイメージがありますが、本当のところはどうなのでしょうか。
エアープランツの育て方や種類についてまとめてみました。
エアープランツは多年生植物で、中央アメリカや西インド諸島に自生しています。
岩石などに着生して育ち、土や根っこがありません。
なので葉っぱから空気中の水分を摂取します。
根っこは一応ありますが、養分などの吸収より着生するためにあります。
エアープランツは世界中に品種があり、708種類以上あるとされています。
色や形、大きさが異なり、テーブルに置けるものもあれば、壁に掛けることも出来ます。
鑑賞方法の豊富さは、着生植物ならではの特徴だと思います。
水をやらなくても育つという印象がありますが、それは間違いです。
自生していた環境であれば育つことができても、日本の特殊な気候ではまた話が違います。
明るい日陰で風通しの良い場所に置いてあげましょう。
水やりは、霧吹きで株にかけてあげます。
水やりのタイミングとしては、気孔の開いている夕方から夜に行うと良いでしょう。
土も根もいらないため用土もいりませんが、肥料はたまに水やりの際に薄めたものをあげると良いです。
不思議な植物、エアープランツについて紹介しました。
基本的にどこにでも置けるので、飾り方を工夫することも可能です。
水やりは欠かさず行うようにしてください。
※トップ画像はPhoto by OTIUMさん@GreenSnap