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新朝市で魚津盛り上げ 水団子店代表の大野さん企画、26日に海岸沿いを歩行者天国に

  • 2024年5月8日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

朝市の開催に向け、準備を進める大野さん(左)と魚津商工会議所青年部のメンバー=魚津市本新のしんきろうロード【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 魚津市の海岸沿いを歩行者天国にして露店を並べる「魚津しんきろうロード朝市」が26日、初めて開かれる。同市で水団子の専門店を営む大野慎太郎さん(39)が企画し、魚津商工会議所青年部に働きかけて実現。市内で現在開かれている朝市は出店者や来場者が減っており「今ある朝市とも連携し、にぎわい創出につなげたい」と意気込んでいる。

 新たな朝市は毎月第4日曜の午前6時半〜同9時半に、同市本新から北鬼江の「しんきろうロード」を約650メートル通行止めにして開催し、100店近くが集結。地元の魚介類や野菜はもちろん、アクセサリーやクワガタ販売店、リンパマッサージ店などもある。

 大野さんが朝市を企画したのは、青森県八戸市で日本最大級とされる朝市「館鼻岸壁(たてはながんぺき)朝市」を見たのがきっかけだ。活気やスケールに衝撃を受けたという。以来、魚津市の海岸沿いで開く構想を練ってきた。

 目指すのは「つながる朝市」だ。出店者が互いに交流を深めたり、客の多様な声を直接聞いたりすることで新たなビジネスを生み出す場にしたいという。来場者に新川地域を観光してもらい、地域活性化にもつなげたいと考えている。

 魚津市では毎月第2、4日曜に、海の駅蜃気楼で「魚津の朝市」が開かれている。1995年に始まり、ピーク時は約60店が並び、3千人以上の客が訪れた。だが、高齢化などで最近は15店ほど。来場者も減っている。

 新たな朝市を第4日曜に設定したのは、現在の朝市と同時開催し、客が行き来できるようにするため。大野さんは「一緒に魚津を盛り上げたい」と強調。将来、日本海側最大級の朝市にしたいと夢を描く。

 実行委員会は26日に向けて出店者を募っている。出店料は2千円。問い合わせは大野さん、電話090(6274)9378。北日本新聞社後援。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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