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輪島朝市GW集中開催 3〜5日 金沢各所で

  • 2024年4月13日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

大型連休中の「出張輪島朝市」について打ち合わせる関係者=金沢市金石西1丁目【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 輪島市の輪島朝市が5月3〜5日、金沢各所に出張する。4日は2回目となる金石港周辺での大規模開催で、前後の3日と5日はガルガンチュア音楽祭に合わせて金沢駅もてなしドーム地下広場にブースを設ける。金石での開催は今回が最後で、今後は県外の商業施設などにも出店する。輪島での将来的な復活を見据え、なりわいの場をつなぐ。

 12日、金石地区で開かれた実行委の会合で報告された。5月4日は約30店が干物などを販売する予定で、3、5日は漆器などの6〜8店が出店するという。

 4日は3月23日の第1回と同様、シャトルバスを運行する。停留所や周辺駐車場から会場までの安全な徒歩ルートを設定する。

 会合には輪島市朝市組合と金石町商工振興会の関係者らが出席した。入場時間の設定や来場者のスムーズな誘導、店やトイレの場所を分かりやすく表示する工夫を求める意見が出たほか、気温が高くなることから食中毒対策の徹底を求める声もあった。

  ●連休後は県外出店へ

 実行委によると、朝市にはイベントなどへの参加依頼が相次いでおり、大型連休以降は金沢のほか、兵庫や愛知の催しに小規模出店を続ける。第1回の開催に合わせて金石地区に新設した加工場は、引き続き活用するという。

 実行委の橋本三奈子さん(62)は「『出張』は私たちにとってはチャレンジだが、金石での第1回を経験したことで勇気が出た。この勢いで、朝市の灯を消さないよう、もっと外に出て行きたい」と話した。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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