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大輪の花火でフィナーレ 黒部・宇奈月温泉開湯100周年、シンポで未来探る

  • 2024年4月1日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

開湯100周年イヤーのフィナーレとして温泉街を彩った打ち上げ花火=31日、黒部市宇奈月温泉(多重露光)【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 富山県黒部市宇奈月温泉の開湯100周年イヤーを締めくくる「宇奈月温泉開湯100周年感謝のつどい」が31日、市芸術創造センター・セレネで開かれ、参加者がシンポジウムなどを通じて温泉街の未来を考えた。夜には記念花火が打ち上げられ、次の100年の発展に願いを込めた。

 宇奈月温泉は1923年に開湯した。宇奈月温泉開湯100周年事業実行委員会(河田稔実行委員長)は2023年4月から1年間を100周年イヤーとして、市民や団体、行政と協力して記念事業やイベントを展開してきた。節目として感謝のつどいを開いた。

 関西電力の多田(ただ)隆司執行役常務が「再生可能エネルギーと黒部川の水力発電」と題して基調講演。続くシンポジウムでは、この日で退任の横田美香副知事(農林水産省出身)と歌手のTomomiさん、武隈義一市長、川端康夫黒部・宇奈月温泉観光局代表理事、濱田政利宇奈月温泉旅館協同組合理事長、鈴木俊茂黒部峡谷鉄道社長が温泉街の観光戦略について「外部の視点を入れるのが大事」「食べ歩きを楽しめると良い」などと意見を交わした。

 懇親会で河田実行委員長が、1年間で行ってきた記念事業の数が240に上ったと説明。「皆さんの支援、協力でたくさんの事業をすることができた」と述べ、記念事業に取り組んだ6団体に感謝状を贈った。夜には花火があり、音楽に合わせて夜空に色とりどりの大輪が上がった。

 温泉街では菓子や野菜などを販売するマルシェも行われ、ホテルに2次避難している能登半島地震の被災者にカレーライスの弁当が振る舞われた。

 ▽感謝状=カレーマルシェ実行委員会、劇団フロンティア、かたかご会、宇奈月桃の会、宇奈月朗読グループ、JAくろべ女性部
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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