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東京駅で恐竜〝目の前〟 県立大、骨格研究VR体験会

  • 2024年3月21日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

仮想空間で化石の部位当てクイズを楽しむ参加者=3月20日、東京駅【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 福井県立大恐竜学研究所は、勝山市で発見された新種恐竜フクイラプトルの全身骨格の3Dモデルを活用した体験コンテンツ「VR恐竜研究体験」を開発し3月20日、東京駅で体験会を開いた。

 VRゴーグルを装着するとフクイラプトルの全身骨格が目の前に出現し、手の操作で骨を拡大したり回転させたりして観察できる。小さな骨がどの場所のものか当てるクイズを通し、化石の部位を特定する実際の研究を疑似体験できる仕組み。

 2021年に県内企業と開発した3Dモデルを使い、都内のベンチャー企業と共同開発した。

 会場には親子連れらが次々訪問。体験は約7分間で東京都稲城市の小学4年男児は「本当なら絶対触れない化石をぐるぐる回せて楽しかった。リニューアルした県立恐竜博物館にも絶対行きたい」と笑顔を見せた。

 開発に当たった同研究所の今井拓哉助教は「イベントでのアトラクションから学校の授業や研究まで、広く派生させられる。来春の県立大恐竜学部(仮称)の授業での活用を目指し開発を進めたい」と話していた。体験会は23日まで行う。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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