キハ40系と魚沼地域の美しい風景を捉えた作品が並ぶ写真展「魚沼を駆け抜けたヨンマル」=3月2日、新潟市中央区万代3【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
長年JR只見線を走行し沿線住民らに愛された車両「キハ40系」の写真展が、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ20階展望フロアで開かれている。「魚沼を駆け抜けたヨンマル」と題し、新潟県魚沼地域の豊かな自然とレトロな車体を捉えた、計32点の美しい写真が並んでいる。
新潟市出身で2018〜21年に新潟日報文化面で「原初の鉄路」を連載した写真家・小竹直人さんと魚沼市や南魚沼市などの写真愛好家でつくる「なじょも写真倶楽部(くらぶ)」の主催。2023年11〜12月に東京都内で開いた写真展に、新たな作品を加えて再構成した。
キハ40系は20年に引退するまで、昔ながらの雰囲気漂う車両として人気を集めた。展示されている写真では、雪をかぶった山々や桜、水をたたえた田んぼなど、魚沼地域の四季の情景の中を疾走する姿が捉えられている。
訪れた新潟市江南区の主婦(34)は「車両といろいろな風景の組み合わせがきれい。雪のイメージもあったけど、どの季節もいいですね」と話していた。
3月10日まで。入場無料。時間は午前8時〜午後11時(最終日は午後4時まで)。
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