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富山県黒部市でうどん店開業1周年 山田さん(大阪出身)、名水に魅せられ麺・つゆに使用

  • 2024年1月27日
  • 北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ

湧き水の「清水」を使い、うどん作りに励んでいる山田さん【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
 大阪市出身の山田豊誠(とよせい)さん(46)が富山県黒部市生地経新でうどん店「名水食堂 白兎(はくと)亭」を開き、1年を迎えた。生地地区の湧き水「清水(しょうず)」のおいしさに魅了されて店を構え、麺やつゆに使用。うどんを通して清水の魅力を伝えている。

 山田さんはかつて製薬会社に勤め、転勤で全国を巡った。香川県に赴任した際に小麦粉と塩、水で作るうどんのシンプルさと奥深さに引かれた。その後、金沢市で勤務。この時に黒部市で行われたカーター記念黒部名水マラソンに出場し、清水や海沿いの景色の美しさに触れた。「いつか自分の店を持ちたい」という思いもあったことから、黒部でうどん店を開こうと決意した。

 2019年に移住し、空き店舗を買い取って準備を進めた。コロナ禍を経て23年1月6日にオープン。店名は同年がうさぎ年だったことにちなんだ。こしのある手打ちうどんが名物で、素うどん(500円)、きつねうどん(640円)といった通年メニューに加え、季節ごとのメニューも用意している。

 山田さんによると、うどん作りに水は重要。生地地区には清水が20カ所あり、さまざまなスポットを訪れ、水をくんで使っている。「こんなにおいしい水が大量に湧き出ている所は全国でも少なく、すごい資産。自分が店を営むことで『自分も生地の水で何かやりたい』と思う人が出てくるといい」と話している。

 白兎亭は水、木、土、日曜に営業する。詳しい営業時間はインスタグラムで紹介している。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】

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