明治から現代にかけての日本画が展示された「コレクション展 日本画の名品」=1月8日、長岡市千秋3【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
新潟県立近代美術館が所蔵する日本画をよりすぐって紹介する「コレクション展 日本画の名品」が長岡市千秋3の同館で開かれている。有名作家の作品がずらりと並び、市内外の美術ファンが作品に見入っている。
コレクション展は近代美術館の開館30周年記念企画。所蔵する日本画約570点のうち、明治から現代までの34点を展示する。
東山魁夷、加山又造ら日本画壇を代表する作家の名作に加え、繊細な線で写実的に描いた土田麦僊(ばくせん)(佐渡市出身)の「芥子(けし)」や、細やかな描写でカモの美しさを表現した小林古径(上越市出身)の「飛鴨(ひおう)」などが展示されている。
1月8日に訪れた新潟市中央区の会社員男性(65)は「どれも静けさと奥行きを感じる作品で、引き込まれるようだ。心が落ち着く」と話した。
月曜休館で3月31日まで。2月20日から展示の一部が入れ替わる。一般430円、大学・高校生200円、中学生以下無料。
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